3月31日をもって、今の学年が終わり、
4月1日をもって、新学年と切り替わります。
特に学校からその日に通知されるわけではありません、
また、中高一貫校生にとっては、高校進学の時ですら、
学年が変わることは、ある意味、毎年恒例の“通過儀礼”程度に
しか感じないと思います。
しかし、このことをよく考えて下さい。
進級できた、進学できたということは、学校側が、
今学年または中学校の勉強をクリアした(習った・覚えた)ことを
認めたということです。
つまり、どんな形で進級・進学したにせよ、今の学年で習ったことを、
覚えたことを、“習った”“覚えた”ものとして、認められています。
わかりにくいかもしれませんが、進級・進学するということは、
当然、今まで習ったこと・覚えたことが、できるのが当たり前として、
“次学年”に“持ち越される”ことを指します。
新学年で待っている担任の先生、各教科の先生は、上記の考えでいます。
「いや~自分は、“たまたま進級・進学できただけで”、
“前の学年で習ったこと・覚えたことなんて”“すっかり忘れてしまいました”」
そんな“あなただけ”を特別扱いにして、
「そうですか、それはしょうがないですね、
じゃあ新学年の勉強は、あなたに合わせた勉強を、授業をしましょう」、
なんてことにはなりません。
毎年、似たようなことを言っていますが、これを実感するのが、1学期終わり、
2学期と学期を重ねるごと、授業を重ねるごと、わからないことが増えてきて、
勉強が嫌になった頃です。
ひどい方ですと、学校側が勝手に進級・進学させたんだから、
今の学年(進級・進学した学年)で勉強ができない、授業がわからないのは、
学校側の責任だ、なんで進級・進学させたんだぐらいのことを言います。
進級・進学できた今の時期は天国で、今まで最悪の敵のように思えた先生・学校も、
なんて良い先生、学校だったんだろうと思っているかもしれません。
だからこその落とし穴です。
3月31日で、今の学年が終了し、今の学年で“習ったこと”“覚えたこと”は
できる、覚えていると認可されて、新学年を迎えます。
認められている以上、今まで習ったこと、覚えたことは、
当然の当たり前の知識として出てきますので、注意して下さい
こうやって考えてみると、進級・進学できたことで、一つ一つ重い枷を
つけられているように感じるかもしれませんが、
別に、今まで習ったこと、覚えたことを、
“見返したり”“もう一度習い直したり”することを
禁止しているわけではありませんので、
“いつでも”思い直して、勉強し直すことはできます。
少し脅しのような書き方だったかもしれませんが、
学年が変わる春休みの時期に、ぜひ一度考えてみて下さい。
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