一学期のテストは意識して点数を成績を取りにいく、
覚悟のようなものがない限り、点数を成績をとれません。
多くの中高一貫校生を、学校問わず、学年問わず、学力・成績問わずに
見てきましたが、1年生の1学期から3年生の2学期までの間、
点数・成績の上がり下がりにおいて、急上昇する方は少ないです。
ほとんどの方が少しずつ右肩上がりになるか、急降下のどちらかです。
ゆっくりと右肩下がりになる方は一番危険なサインを出しています。
これはゆとり教育だから、情報化社会だから、英語中心の教育になってきたから、
というわけではなく、中高一貫校特有のだらけ、進学・進級は“当たり前”という
考え方・意識を持っているからがゆえの、手抜き勉強・手抜き生活が原因だと思います。
受験校・進学校の生徒は、嫌でも、最低でも一回、受験という本気にならざるえない
現実・事実があることを、深層意識として、根底の考えとして、頭の中に
置いてある、残してあります。
中高一貫校生は、これがありません。つまり本気にならなくとも大丈夫だ、
なんとなくでもなんとかなるだろう、本気とか真剣とかバカバカしい、
という意識・考え方が、言動の基本・基礎となっています。
仮に今、そうでないとしても、思春期の3~6年間の学校生活において、
友達との付き合いにおいて、残念ながら必ずそうなっていきます。
進級・進学が楽になって、心が自由になる・余裕ができるので、
勉強以外にも興味を持つ、頑張ってみるということは、私個人的には
良いことと思います。
勉強だけの世の中ではありませんので、いろんなことに興味を持ち、
いろんな体験をする、それは非常に良いことです。
ですが、それが楽しくて、自制もせずに、それだけに熱中することで、
勉強をおろそかにするのでは、本末転倒です。
心に余裕がある、受験勉強に時間を費やす必要がない、
自由な中高一貫校生だからこそ、この傾向に陥りやすいです。
自由だからこそ、やらなければならないことをやるべきときにやる訓練を
しておかなければ、学校の勉強だけでなく、今後の人生でも、
必ず苦労することになります。
中高一貫校生の場合、土壇場での集中力・底力を持てるかどうか、
自分がそれを持っていることを知っているかどうかが、
最終的な進学に深く関わってきます。
1年生・2年生の段階では、持っていなくとも、知らなくとも
“進級”できるがゆえに、だらけてしまう方が多いです。
しかし3年生になってから、自分が、勉強に対して、土壇場での
集中力・底力を持っているかどうか知ろうと頑張っても遅いです。
少なくとも、“土壇場での集中力・底力”を持っているかどうかは
1年生・2年生の段階で知っておかないと、3年生になって、
救いようがなくなってしまいます。
早い段階で知ってさえいれば、一回のテストで失敗しても、
“次のテスト”で頑張ることができる、
“頑張る方法”を知っているから“頑張れる”となります。
一学期の中間テスト・期末テストはいかがだったでしょうか?
“次のテスト”で頑張ることができる、
“頑張る方法”を知ったから“頑張れる”でしょうか?
根性論で成績・テストの点数が必ず上がるとは言いませんが、
だらけた態度で生活で勉強で、成績・テストの点数が必ず下がることは断言できます。
そして、成績・テストの点数が上がった人が、総じて、
本気で、真剣に勉強をしてきたこともまた断言できます。
一度よく考えてみてください。
一学期は入学したて、進級したてで、バタバタと忙しかったと思いますが、
二学期のテストまでは長い時間を与えられています。
ゆっくりでも構いませんので、今度のテストは本気で勉強をしてみましょう。
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