毎回の定期テスト、特に期末テスト1・2週間前になる頃に、
嫌味で聞くのではなく、現状を把握するという意味で、あえて以下のように聞きます。
中間テスト後の2~3週間、何をしていましたか?
別に、勉強しなかった、遊んでいた、ゲームしていた、といった答えを
聞きたいわけではありません。
授業中寝ていた、何もしなかった、ノートを取らなかった、
プリントを無くした、先生の言っているところでわからないことがあった、など、
こういった学校生活に関する、勉強に関する具体的な答えを聞きたいのです。
そんなの聞いてどうするんだと思うかもしれませんが、
テスト前だからこそ、こういう一つ一つの“何をしていたか=何をしなかったか”を
確かめておいてほしいのです。
当然ですが、テスト前の勉強に入るには、“それら”最低限やってこなかったことを
回収しておかなければなりません。
特に多いのが、テスト後、
「部活の試合があって」「委員会の仕事が忙しくて」「風邪を引いて休んで」
“授業中寝てしまった”“授業を受けれなかった”“ノートを書いていなかった”
“プリントをもらってなかった”“宿題を出していなかった”
これらの理由(言い訳)の最初につくのが「●●をしていたから・・・」ですので、
まずはその●●から思い出してもらおうというのが、タイトルの趣旨です。
そして、失礼な言い方をさせて頂きますが、その●●をしていた日は、
その日は“あなたは学校に存在していません、授業を受けていません、記憶がありません”(と思って)
周りの友達にその日の授業で何があったのか、友達のノートに何が書いてあるのかを“確かめて下さい”
バカにするな、そんな記憶喪失するわけがないと思っているかもしれませんが、
「●●をしていたから・・・」という言い訳をする人のほとんどが記憶喪失者です。
“それ”を自覚して、改めて、確認してほしいから、こんな失礼な書き方をさせて頂きました。
さて、そう言われて、中間テスト後の2~3週間、いかがだったでしょうか?
何をしていて、何をしていなかったかを明確に出せますでしょうか?
「遊んでいた」「勉強しなかった」「授業は寝ていた」という言葉はよく聞きます。
では「いつ」「何の教科で」「ノート・プリント・教科書でいうとどの部分で」
「そうしていたのか」をきちんと確認して下さい。
中間テスト後の2~3週間、毎日がそうだったというのであれば、当然ですが、
中間テスト後の2~3週間で習った(はずの)範囲を、ノートを、教科書を、参考書を、問題集を、
テスト前に入る前に見直して、習得する(しておく)必要があります。
勘違いされる方が多いので言っておきますが、この“習得”を“テスト勉強”だなんて思わないで下さい。
“これら”は、「授業」を受けてきた、「勉強」をしてきた方からすれば、
習得しているのが当たり前のことで、さらに“それ”を覚えようと、忘れないようにしようと、
応用させようと、どんな聞き方・問われ方をされても対応できるようにするのが“テスト勉強”なのです。
そもそもなのですが、そんな後出しの“習得”した“つもり”の“テスト勉強”程度で、
高得点を取ろうということ自体が虫が良すぎます。
きちんとやってきた方からすれば、そんなので済むなら、毎日の授業が、勉強が全く意味がないと
思うことでしょう。
サボッてきた方は、サボッてきたなりに、謙虚な気持ちを持って、
サボった分のツケを払うようにして下さい。
結局、少し説教になってしまいましたが、中間テスト後の、この2~3週間、
自分が何をしてきて、何をしていなかったかを確認することで、
テスト勉強に一つの指針が立てられる、計画が立てやすくなります。
人によっては、憂鬱になったり、自己嫌悪したり、自暴自棄になったりするかもしれませんが、
それもまた一つの勉強です。
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