悪性腫瘍

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どのような疾患か?悪性腫瘍は非外傷性の膝の関節浸出液として現れる事があります。骨や軟骨性の腫瘍である場合や癌の場合もありますが、それらに限定させるわけではありません。

どのような症状が現れるか?大抵、浸出液や膝の痛みがあり、これらは非外傷性のものです。しかし、患者はしばしば、膝の痛みを過去におこした怪我と結びつけて考えようとします。夜間に痛みが生じる場合もあります。

一般的検査所見:悪性腫瘍の場合、関節浸出液がみられる可能性がありますが、それ以外の所見は非特異なものです。

検査と治療方法:膝のレントゲン撮影を行い、更に検査が必要な場合は、コンピューター断層撮影(CTスキャン)または磁気共鳴映像法を、骨あるいは軟部組織の悪性腫瘍のさらなる評価のために行うことができます。治療は悪性腫瘍の種類によるので、整形外科医や腫瘍専門医に紹介する必要があります。

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