化膿性膝関節炎

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どのような疾患か?化膿性膝関節炎とは、膝関節内の感染症です。

どのような症状が現れるか?化膿性膝関節炎が起こると大抵の場合、膝に痛みや腫れが起こり、患部に発赤や熱感が生じる事が多いです。発熱や悪寒といった全身性の症状も出る場合があります。糖尿病患者やその他の免疫抑制状態の患者は化膿性膝関節炎を起こすリスクが高いです。

一般的な診察所見:診察から関節浸出液、発赤、熱感、圧痛が明らかになるでしょう。その他の所見は非特異なものですが、体重をかけられない、可動範囲の制限されている、などがあります。

検査と治療方法:レントゲン撮影を行い、骨髄炎の形跡がないかどうか調べるべきですが、感染症の評価は関節液を吸引して調べる必要があります。治療方法は感染症の原因にもよりますが、大抵の場合、非経口の抗生剤を用います。

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