オズグッドシュラッター病

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どのような疾患か?オズグッドシュラッター病とは膝蓋腱が付着する脛骨粗面に生じる骨軟骨症のことです。これは、成長期に脛骨粗面突起に繰り返し機能的な負担がかかることによって起こります。これは大抵の場合、女子では10歳から12歳の間に起こり、男子では13歳から15歳の間に起こります。

どのような症状が現れるか?活動時や運動時に脛骨粗面に痛みを感じます。

一般的な診察所見:脛骨粗面の圧痛や突出がしばしば認められます。患者さんによってはこの疾患に関わってハムストリング筋や大腿四頭筋が張っている事もあります。

検査と治療:レントゲン撮影の必要はありません。レントゲン撮影を行った場合は脛骨粗面の不規則像がみられるかもしれません。治療方法としては、ハムストリングと大腿四頭筋のストレッチ運動と日常の活動内容を負担のかかりすぎないものに変更するなどを含みます。

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