ベーカー嚢胞

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どのような疾患か?ベーカー嚢胞は二つの腓腹筋頭の間から出てきた浸出液が嚢腫を形成したものです。一般的に半月板損傷や骨関節炎に関係があるといわれています。

どのような症状が現れるか?膝の後側に痛みや腫れが現れることがあります。他の症状として半月板損傷や関節炎の一般的な徴候が見られる場合もあります。

一般的な診察所見:膝の後側に腫脹と圧痛を伴う腫瘤を触知します。

検査と治療:ベーカー嚢胞の治療方法は一般的に保存的なもので、関連した異常に焦点を当てた治療となります。深部静脈血栓症(DVT)を評価するために、下肢の超音波ドップラー検査を行った場合、ベーカー嚢胞が発見される場合があります。また磁気共鳴映像法(MRI)でも視覚化されることがあります。

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