自転車旅行6.29 ビュルツブルク ⇒ フランクフルト
6月29日(曇り)
◆トラブル発生!
ビュルツブルク9時35分発の電車でフランクフルトへ向かう。フランクフルト中央駅までは2時間程度で行ける。
電車はマイン川に沿って自然豊かな森林地帯や田園、街を抜け順調に進んだが、しばらくすると「Lohn」という小さな駅で電車は止まってしまい、車内にアンウンスが流れる。
すると乗客が一斉に立ち上がり電車を後にし、駅舎の方に向かって行くではないか。
何をアナウンスしているのかさっぱり分らない我々だけが「どうしたらいいか?」と立ち往生。
やっと車掌をつかまえると、どうも電気系統の不具合が生じて不通になったので、代行バスで次の駅まで行けとのことである。
慌てて移動を始めるが、出遅れた上に自転車とサイドバッグを抱えて焦るばかりであった。
Lohn駅に着いた代行バス
やっとのおもいでバスに乗ろうとするが既にバスは満員、それでも皆さん親切!なもので力を合わせて自転車を載せてくれ、少しずつ詰めてくれシェアしてくれるし、バスが揺れると皆で自転車や体を支えてくれる。
ドイツ人の優しさに触れ、まさに心の中には「災い転じて福となす」感激があり、これも良い思い出になった。
そしてこのアクシデントが少しでも異国の言葉が聞き取れ、話せるようにと英語を勉強するきっかけになったのである。
◆のんびりとマイン川
日の長い6月のフランクフルトは午後に着いても十二分に楽しめる。
明日の空港移動に便利なように少々騒がしいが、駅前にホテルを取ってから、ヘルメットもサイクルウエアーもない軽装でマイン川に沿ってポタリングに出かける。
のんびりのんびりと走るが、川沿いにはきちんと整備された自転車道(&遊歩道)がずーっと伸びている。
川沿いのカフェには同年配のサイクリストがお茶しているので、ちょっとヒンヤリする風を心地よく浴びながら私たちも一休み。
マインツ川に沿ってゆったりポタリング
◆酔っ払い自転車?
市内に戻るとレーマ広場で珍しい自転車?に遭遇する。
10人以上の若者がそれもビールを飲みながら一生懸命にペダルを漕いでいる!!
大騒ぎして四輪自転車が疾走してくる。
けっこう速くてシャッターを押してもはみ出てしまう位のスピードが出ているが、日本だったら即座に飲酒運転で検挙されること間違いなし。
フランクフルトは大都会にもかかわらず、至るところに潤いのある景色があり、マイン川に沿ったゾーンは本当にホッとできる。
ビールを飲みながら全員が漕いでいる四輪自転車?