自転車旅行8.07  チューリッヒ・アルプス周遊(スイス)

8月7日(晴れ)

アルプス周遊の一日

スイスに来たからにはやっぱりアルプスにだけは行かなくてはと、標高2132mのピラトゥス山一日ツアーに参加したが、バラエティな乗り物を乗り継いで、いかにもスイスらしい景色を楽しめ、大満足のツアーだった。

バスで向かった最初の目的地ルツェルンでは、白鳥が悠々と泳ぎまわる湖と花で飾られた木造の屋根付きのカベル橋の景観が素晴らしく、テレビで見るよりもはるかに素晴らしい。

昼も湖畔で白鳥にパンをおすそ分けしながらのんびり楽しむ。

ルツェルンのカベル橋

昼食後、ルツェルンからは4人乗りの小さなリフト、40人乗りの大型ゴンドラと乗り継いで標高2132mのピラトゥス山頂に行く。

高度が上がるに連れて、山麓とは様変わりの荒々しい山容が現れてくる。

ピラトゥス山頂風景

山頂は時折ガスって見通しがきかなくなり加えてかなり寒い。

実は寒いにはわけがある。

「限りなく少なく、軽い荷物」が私の自転車旅の鉄則なので、山に来るからといって特別な服を準備してきているわけでない。

寒さ対策はありったけの衣類を重ね着するだけなので寒い訳である。

山頂からの帰りは、最大斜度43度の登山電車で下る。

切り立った山の横を下っていると、ガイドが指をさして「アイガーだ!」と叫ぶ。

ほんの一瞬であったが、遥か遠くの雲の合間から、アイガー?とおぼしき雄姿が見えた。

その後はルツェルンまで観光船での湖上クルーズとこれまたバラエティに富んだ乗り物を乗り継ぐというものでアルプス絶景だけでなく、価値あるツアーで大当たりだった。

最大斜度43%で下るピラトゥス山頂からの登山電車

ルツェルン湖クルーズ船からの景色

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