自転車旅行9.01 ヘント⇒ブルージュ(ベルギー)

9月01日(晴れ)

一周回って振り出しへ

今日もきちんとした地図はない。

そのせいかヘントの街抜けに苦労し、走っていても、いつの間にやら元のところに戻ってしまう。

どうもどこかで間違って街の周回道路に入ってしまったようで、さらにヘント市街を抜けてからも途中の目標とした街をも見失って右往左往する始末。

しかし、道を見失わずに走ることも必要だが、「時には見失ったり間違ったりした道も一つの楽しみ」と考えられるようになれば、旅を心底楽しめるし、気長になれるのかも知れない。

気のせいか同じベルギー国内でも大西洋に近づくにしたがって車の走り方も自転車道の走りやすさも良くなってきたように思える。

オランダ語圏かドイツ語圏に入ったのだろうか、道を尋ねてもずいぶん親切だ。

天井のない美術館へ

午後にブルージュの旧市街に入って、まず宿探しであるが、ここでは二泊するだけに、街を歩き回りやすいロケーションの宿がターゲットである。

ホテル案内の地図を参考にマルクト広場にほど近い旧市街地の裏道に沿った歴史を感じさせるホテルに投宿することを決めた。

ブルージュで二泊したホテル

ベストロケーションのホテルから出て、旧市街を散策するが「天井のない美術館」と言われるだけあって、見どころばかり。

建物の名前は分からないが、どこを見ても目を惹くものばかりであった。

「天井のない美術館」の街景観

運河のある景色

高アルコールビール

夕食時、からっきしアルコールに弱いが、初めて見るフラスコみたいなグラスの面白さに魅かれてベルギービールを飲んだが、高濃度アルコールのビールだったらしく、アッという間に酔ってしまった。

その上、この夜は肌寒く震える始末。

飲まねば良かったと思っても後の祭り。酔いを覚まして帰還するが寒い、寒い。

結局、夜中に熱感、喉の痛みを感じてあわてて風邪薬を飲むはめになった。

アルコール度数が高くて、おしゃれなベルギービール

(走行距離 58km)

⇒翌日(9.2)へ