自転車旅行8.22 ヴォルムス⇒マインツ(ドイツ)
8月22日(晴れのち雨)
◆ご馳になります
朝からピーカン。猛暑対応モードでTシャツ&ハーフパンツでスタートするが案の定、暑い!
最重要ランクの貴重品はハーフパンツにジッパー付きポケットに入れ、優先順位の下がるカメラなどはウエストポーチに入れる。
これは持ち物の紛失などに余分な神経を使わないで済むという私なりの流儀である。
正午近くになり、ライン川左岸から外れて丘陵地帯を進み、涼しくお昼が食べられるところを探しながら走る。
オッペンハイムのカタリーネン教会の横手にちょうど良い日陰のあるカフェを見つけた。
いつものように「何か飲み物を頼むので、ここで持参のランチを食べても良いか?」と了解をもらって一息つく。
しっかり冷えた750mlのガス入りミネラルウォーターをがぶ飲みする。
「うまーーぃ!」 暑かっただけに咽喉ごしも良く生きた心地を感じる。
すると隣でワインを飲んでいる二組の中年カップルの一人が、ワイン販売の仕事で日本によく行くが「東京の佐藤〇〇さんっていう人物を知らないか?」と。
もちろん知るわけないが、新しく頼んだ高そうなスパークリングロゼワインを一緒に飲もうと誘ってくる。
下戸のくせに飲酒運転?と思いつつちょっとだけいただき、酒気帯びサイクリングするはめになった。
ワイン商夫婦とカフェにて
◆酔っぱらったせい?
酒気帯びのせいか郊外に差しかかったところで、自転車道への標識を見落とし、いつの間にかライン川沿いの70km制限の車道を走る羽目になってしまった。
見つけ次第、枝道に入ればと思って走るが、それらしい道はまったくなくブドウ畑が延々と続き、5kmほど走ってやっと自転車道に復帰できた。
けっこうなスリルを味わい酔い?は醒めた。
ブドウ畑をサイクリング
◆マインツはフェスティバルの最中
マンンツの街はフェスティバルだった。広場にはさまざまな出店があるし、コンサートも開かれている。
マインツ大聖堂の中でも合唱の歌声が響き渡っている。
何組ものグループが順番に歌えるようで、さまざまな人が敬虔に讃美歌を歌っている。
市内を巡る人たちは観光列車で廻っており、各々がそれぞれ好きに楽しんでいる。
散策中にバイクショップも見つけた。
ディスプレーされている自転車もさることながら斬新にデザインされたヘルメットに惹きつけられた。
多くのものは初めて見るようなデザインもので、私のような年になると被りにくいが、遊び心と多様なアイデアには感心させられた。
(走行距離 72km)
フェスティバルで熱唱するシンガー