自転車旅行8.12 タリン⇒ストックホルム(スウェーデン)
from Tallinn to Stockholm
8月12日(晴れ)
◆タリンでポタリング
朝からタリン郊外をポタリングすることにした。旧市街からフェリー港を抜けて市外を目指すが、自転車専用道がある訳ではないので決して走りやすいものではなかった。
エストニアの自転車道標識
しかし、こんなものかも知れないと走っていると、突然海岸沿いに素晴らしい道が現れる。そこは行き交う自転車も歩行者も少ないので、しばし動画も撮りながら走る。けれども、それもほんの2~3km程も走るとなくなり歩道と兼用の道に変わってしまう。これが実態なのかも知れない。
この日は朝方は恐らく10°C以下のかなり涼しいというか寒い位の気温だったので、多めに着込んでスタートしたが、走り出してすぐに暑くなる。保温下着、長袖シャツ、半袖Tシャツにウィンドブレーカーとちょっと多すぎる位の重ね着だったので、保温下着を脱いだりウィンドブレーカーの前をはだけて風を取り入れて冷やすなどするが、ちょっと曇ったり風が吹いたりすると、たちまち冷えてしまってほとほと温度調整の難しさを感じる。
それでも気分良くタリンのポタリングができた。
◆フェリーでストックホルム
フェリーへは乗船は自転車も車と同じように船底の車両甲板に乗り入れ、スタッフの指示に従って、船の側面に立てかけて駐輪する。車両甲板には乗用車だけでなくコンテナトレーラーや大型トラックがぎっしり収容され、壮観である。
車でいっぱいの車両甲板
午後6時まだまだ陽の高いタリンをストックホルムに向けて出港。約16時間の長旅であるが、まるでショッピングセンターがあるように船内は飽きることのない充実ぶりである。
船室は最も安い(といっても220ユーロ)部屋を選んだ。そこは窓のないツインルームであったが、旅の疲れも溜まっていたのか朝までぐっすり休め、十分満足できた。早起きしてデッキに上がると既にストックホルムにアプローチする緑豊かな景色に囲まれた狭い水路を航行している。