自転車旅行9.05 トゥルガウ⇒マイセン(ドイツ)

from Torgau to Meissen

9月5日 (曇りのち雨)

旅は道連れ

エルベ川ルートは人気のサイクリングコースなのか平日でも行き交う自転車が多い。

エルベ川の景色

走っている人は若者や家族連れが多い休日と違って多くは私達と同年代の人たちである。出発すると同じ方向に向かう何人かのドイツ人と抜いたり抜かれりしながら進んで行くことになったが、しばらくしてどの道を行けば良いか分らなくなったところで、いつの間にやらチームワーク良く皆で集まっては知恵を出し合い、一緒にマイセンを目指して走る。

マイセンへの道?見知らぬ同士で確認中

見知らぬ人たちでも目的地と手段が一緒なので仲良く走れるが、残念ながら走るペースがそれぞれ違うので、スピードアップして分れる。

ヘンク、エディスとの出会い

すると今度は結構なスピードで抜いて行くカップルと出会う。この後三泊四日間、一緒に泊まり、走ることになったオランダ人のヘンクとエディスだ。負けないようにスピードアップしてついて行くと、川岸から駆け上がる結構な急坂に差しかかり、ヘンクと私は上ることができたが、エディスとNobさんは自転車で上るのをあきらめて歩いてくる。この光景を見て先に上がったヘンクと私が顔を見合わせ思わず笑う。

オランダ人のHenk&Edith

これがきっかけで打ち解け、一緒に本日の目的地マイセンに向かうことになった。 二人はアムステルダム在住で、53歳のヘンクは一年で2万km!を走り、60歳のエディスも自転車競技で上位に入賞した経験があり、毎年ヨーロッパ各地を自転車で回っているのだそうだ。

◆マイセンの客引き

雨の中を走りマイセンに着くと、エルベ川からの街の入り口に一人の男が立っており、私たちを見つけると話しかけてくる。聞くと、アルブレヒツ城のそばにある5室だけの小さな宿の主人で、いつものように自転車の旅人を客引きしていたとのことであった。

エルベ河畔のマイセン・アルブレヒツ城

ヘンク達もOKとのことで一緒に泊まることになった。その後次の旅先であるドレスデンでも彼らと同宿することとなり四日間一緒に走ることになり、さらにその先でも・・・。まさに「旅は道連れ」とばかりに。

(走行距離 82km)

翌日(9月6日へ)