自転車旅行8.16 ブダペスト⇒エステルゴム(ハンガリー)

8月16日(晴れ)

サイクリングのスタート

今回の旅の開始記念に、くさり橋のたもとで遠くザルツブルクに向けて走るmy bikeの記念撮影をして、いよいよ出発。

ドナウ川に沿って北上し、途中から大きく西にターンしてエステルゴムに至るのが今日のルートである。

スタート記念にくさり橋を背景に一枚

ブダペストからの街抜け

橋のたもとから見たエステルゴム大聖堂

暑い上に、風も強い。ドナウ川がどの方向を向いても、常にアゲンストの風が吹いている。明らかに川が風の道になっており、足がパンパンになってくる。

道も予想通りで自転車には厳しいことが多く、ところどころ自転車専用道もあるが、郊外に出るとほとんどなくなる。

エステルゴムの手前では、70km制限の一般道の路肩を走ることもあった。 そんな時に限って、後ろから「ゴーゴー」と轟音を立てて大型車が来るので、たまったものではない。

幅広の反射帯がついた安全ベストを着て走っている地元の人がやたら多いが、工事関係者でもないのに着なければならないほど事故が多いのではと想像できた。

下手すれば即死!

そんな中、しつこい向かい風にへばった。

給水がてらちょっと休もうと路肩に停まって、自転車を降りようとしたら、かかとがバッグに引っかかってセンターライン方向にまっすぐ頭を向けバッタリ倒れてしまった。それも倒れた頭の位置を車線の真ん中辺りにして!

足が少々短い上に、向かい風のせいで疲れた足が上がらずサイドバッグに踵が引っかかったのだった。

後頭部を打っていたが慌てて起き上がり路肩に逃げる。

もし車が来てたら確実に「即死!」だと考えると恐ろしい限りである。

以降注意すべきと肝に銘じた。

(走行距離 75km)

⇒(翌日(8.17)へ