Embedded Files
8月24日（曇りのち晴れ）
◆May I help you?
ウィスバーデンからライン川への道で、ラッシュアワーの時間帯にぶつかる。 今まで通勤ラッシュの車が混んで走りにくいなどという経験はなかったがが、今朝は初めてと言って良いほど車が多い。
車の間を縫って走るが、まずまずスムーズにライン川に行き着く。
ライン川のサイクリング道からの風景
きのうからの雨で川岸のダート道は水たまりやぬかるみがあり、タイヤにまとわりついてすじ状になった泥をはねながら進む。
ちょっとした深みにもはまり、ホイールまわりは泥だらけになり、余りの泥に止まって泥落とししていると、散歩していた若いお嬢さんが心配そうに「May I help you?」と親切に問いかけてくる。
今までにも幾度となく見知らぬ人にでも困っていると手助けしてくれるこの国の人にホスピタリティには頭が下がる。
泥にまみれたが、今日も一日気持ち良く走れる出会いになった。
◆リューデスハイムからの船旅
走り着いたリューデスハイムからサンクトゴアまではラインの船旅で船から数多くある古城やローレライを眺めることとした。
船からは点在する小さな街だけでなく、川の中に岸辺に丘の上にと幾つもの城が眺められる。
今では多くの城はホテルやレストランなどに再利用されており、鮮やかな色調の旗がはためいている。
これらの城はどれも中世には川を通る船から通行料をとった、今でいう高速道路の料金所のようなものだが、風情のあるものばかりで飽きない。
川岸沿いの道を多くのサイクリストが走っており、３３ｋｍあるこの区間もやっぱり自転車で走るほうが良かったのかもとちょっと未練が残った。
Page updated
Google Sites
Report abuse