自転車旅行8.19 ブラティスラバ⇒ウィーン(オーストリア)
8月19日(晴れ)
◆走りやすい国オーストリア
ドナウ川に沿って走ると、すぐに高速道路D2号線に差しかかる。
この道路には自転車、歩行者用道路も取り付けられているはずだが、アプローチが良く分からない。
やっと見つけた自転車道は高速道路の下側に付けられていた。
渡って右折すると、1kmも走らない間にオーストリア入国となる。
国を越えると、車道ときっちり分離された巾広の自転車道になり路面コンディションもいい。これこそサイクリングと気分はルンルン。
ライン川の内堤防を走るサイクリングロード
サイクリングロードで一休み
うかつにも手持ちの水は500ml2本だけだったので、暑さも手伝い11時過ぎには補給が必要になり、ウィーン手前16kmで休憩所を見つけ、補給がてら早いランチ&休憩にした。
◆長距離サイクリングの素敵な親子
ホッと一息して休んでいると隣にいた親子連れが日本語で話しかけてくるではないか。
剣道3段で日本大好きと言うお父さん曰く、アムステルダムからブダペストまで1500kmほどの距離を7歳の娘さんを連れてサイクリングしている途中だと言う。
ちょっとシャイな娘さんも、荷物こそお父さんが運んでいるようであるが、この歳でこの距離を走るのは見上げたものである。
別れ際、3人とも立派なサイクリスト姿で颯爽と走り去った。素晴らしい家族だ!
アムステルダムからブダペストに走るオランダ人親子サイクリスト(左の3人)
◆ヌーディストゾーンに突入
ウィーンに近づくと、突然辺り一帯に真っ裸の人、人、人。
ヌーディストのゾーンに入ったようだ。川で泳ぐ人、堤防の斜面で日光浴する人、井戸端会議のように立ち話している人、静かにひとり本を読む人などさまざまで、共通点はただ一つ「はだか」でいることだけ。
中には自転車道に大の字になって寝そべっているまでいるが。
しかし、ほとんど私よりも年配の方で若い人はいなさそうでちょっとがっかり。
◆熟慮のホテル選定
ウィーンでは遊びたいことで一杯。ゆっくり街歩きをしたい、コンサートを楽しみたい、美術館も巡りたい、宮殿にも足を延ばしたい・・・・・と。
さらに欲張ってプラハへも電車で旅行したいと考えていたので長期滞在を予定していた。
そのためウィーン滞在中のホテルは目的に応じて、変えようと考え、最初に泊まるところはプラハ行きの列車への乗車に便利で、しかも中心部へも適度の距離と考え合わせてレオポルト・シュタット駅近辺で探すことにした。
絶好な場所に望みのホテルがあった。
駅から歩いて5分のところに各地で泊まった経験のあるIbisがあったので即決定した。
一休みして歴史地区の中心にあるシュテファン教会辺りへポタリングとばかりに向かうが、道はきっちりと整備されている。
ウィーンの街の第一印象は歴史に裏付けられた重厚感あふれた街だった。
(走行距離 78km)