自転車旅行 7.05 ウィーン⇒ザンクトペルテン

7月5日(くもり時々雨)

from Wien to St.Polten

◆一路西進

夜半に激しく雨が降り、今日の予報も雷雨だというので取敢えずザンクトペルテンまで走る予定でいるが何処まで走れるか保障の限りではない。

ウィーンからはドナウに沿ってユーロヴェロ6号を走るのが最も当たり前のルートだが、メルクまでは以前走っているので、今回は古代ローマに起源を持つ古い街ザンクトペルテンを通過するルートで行くことにした。

ザンクトペルテンへは国立歌劇場、ナッシュマルクト、シェーンブルン宮殿正門前を通って市内を抜けて行くのであった。シェーンブルン宮殿に行った際に通ったことがある道なので迷うことなく順調に進む。

サイクリング道はシェーンブルン宮殿を過ぎると川の縁を走るのであるが、川と言っても良く工夫されていて、その半分は仕切られて地下鉄が走っているところもある。

市立公園の「金のシュトラウス像」を見て旅立ち

工夫いっぱい。川の一部が自転車道、所によっては地下鉄も走っている

◆天気予報は時々雷雨

天気予報どおり、雨を心配して走らなければならない一日だった。この日の降り方はしとしと一日中降り続くものではないので空模様を見ながら進み、降り方がひどくなったらバス停や軒先など雨がしのげる場所を探して休憩をするのであった。幸い雷鳴は遠くでゴロゴロと鳴り響くだけで走りには差し支えはない。

郊外では雨宿りするところが途端になくなるが、大きな木の下が格好のポイントになる。かなり激しく降っても茂った葉が雨を受け止めてくれるので濡れることもなく、ただ雨音だけが聞こえる。周りが静かなので降り方の強弱、強く降っている方向も聞き分けられるし、雲の流れで降り止む頃合も分かるのである。

(走行距離 75km)

気持ちよく田舎道を走る。しばらくすると空には雨雲が

大きな木の下で雨宿り。遠くの空は晴れている

ウィーンからザンクトペルテン、メルクへは1号線で

自転車旅行 7.06 ザンクトペルテン⇒グライン