自転車旅行8.22 プラハ⇒ ウィーン(オーストリア)

7時前から裏路地を歩きまわって旧市民広場やカレル橋周辺を散歩する。

早朝なので人はほとんどおらず、きのうの人出が嘘のように静かだ。

観光地だけに喧噪の中を歩くのも悪るくはないが、中世の雰囲気がいっそう強く漂ってくる静けさの中を散歩するのも良いものであった。

8月22日(晴れ)

静かな早朝のプラハ

時計塔前を行く馬車とティーン教会

宿に戻って朝食をとるが、ここは「大当り」だった。

旧市民広場で美味そうに炭火でローストしていた名物のプラハハムもあるし、他のハムやチーズの品揃えと味は最上クラス。朝から満足であった。

プラハ満喫

その後も市内を散策したり美術館を巡るなど、一泊二日でも十二分にプラハを堪能できた。

この旅を計画する段階ではエルベ川を遡ってドイツのベルリン、マイセンやドレスデンを経てプラハを通過しウィーンに抜けるルートも一つの案として考えていただけに列車であったが、来ることができて良かった。

二度来ても楽しめそうな街なので、次は自転車で来るか。

ヴルタヴァ川対岸からのプラハ城

聖イジー修道院

カレル橋

プラハ駅にて

プラハ5時39分発の列車だが、20分遅れと表示されている。

日本であれば列車が遅れても普段のプラットホームで待っていれば良いが、こちらは仕組みが違っていて、遅れて入線すると発車プラットホームが変わるのは当たり前のようである。

表示がされないので定刻を過ぎても到着プラットホームが分からないし、表示かあるまで動けなのである。

ウィーンへの最終列車だけにやきもきと気持ちは焦る。

ウィーン行きの20分遅れを表示する時刻表

ふと横を見ると時刻表示を見ている日本人の女の子がいる。

それも元勤めていた会社のトレードマークが入ったTシャツを着て!

神奈川の人だそうで、思わず記念に写真を撮らせてもらう。

やっと入線情報も表示され、やれやれと。

それにしても滞在中目一杯時間を有効に活かした充実の二日間であった。

⇒翌日(8.23)へ