まるで、きのうの再現みたいな状況である。
相変わらず35度を越える暑い上に、風も向かい風で、やはりビュンビュン飛ばしてゆく車の脇を走るのである。
路面の状態も悪くなった気がする。えぐれたり、波打ったり、舗装が大きくウロコ状に割れたりと。
おまけに体がやけに重く、なかなか足が動かない。暑さのせいか、時差のせいかまだ環境に体が馴染んでなさそうだ。
もう少し先まで走るつもりであったが無理せずコマーロムで宿を探すことにした。
8月17日(晴れ)
◆暑さで完全に参った
ハンガリーでは珍しいサイクリング集団に遭遇
自転車だけでなくトラクター、馬車通行禁止の一号線
正午過ぎにはドナウ川に架かる鉄橋の脇に宿を見つけたので泊まることにした。
昼食をすませ、シャワーを浴びると、眠気に誘われすぐ寝むりこけてしまう。 どっと疲れが出てきた感じで、冷房がなく、西日も当たる暑い部屋であったにもかかわらず汗びっしょりになりながら夜までぐっすり眠り、合間に夕食だけ食べて部屋に戻って、またぐっすり朝まで寝る。
結局20時間近くも寝たことになった。
(走行距離 57km)