自転車旅行9.07 ドレスデン(ドイツ)

in Dresden

9月7日 (曇り時々晴れ)

陽気な土産物屋さん

中央駅のそばのホテルからオフィス街を抜けて旧市街に自転車を走らせるが、早朝の街は日中の賑わいがまるでウソのように人通りも少なく静かなものである。

フラウエン教会のあるノイマルクト広場を抜けて「君主の行進」を見に行く。100m以上もある君主の行進の中で最も有名な部分「アウグスト強王」が描かれた真ん前で、一人の土産屋だけが出店の準備をしている。そしてあいさつすると、出店準備の手を止めて、親切にもアウグスト強王について熱心に説明してくれる。

君主の行列

そしてアウグストゥス橋を渡ったところに金のアウグスト強王の像があるのでそれも見たら良いとを奨めてくれる。説明のお礼に絵葉書を買おうとすると「開店前の時間外だからタダで良い」という。陽気で親切な土産物屋さんだった。

ポタリングでドレスデン巡り

自転車での街巡りは便利で機動的である。お奨めのアウグスト強王の像のあるところまではあっという間に行くことができた。お奨めのものを写真に収め、ついでに対岸の新市街を走り回り、ちょっとした教会や市場に立ち寄って何気ない街の佇まいもポタリングで十分に満喫できた。

アウグスト強王像

旧市街を囲んでいる幹線道路も自転車で走ったが、複数車線を走る車はスピードも速く交通量も多いので、走り出してしばらくはピーンと気が張った。慣れてくると幹線道路は素晴らしく快適である。こうして二日間ドレスデンを縦横に走り回って主な見どころは押さえることができた。

木立のある新市街の路

ゆったりティータイム

予約したゼンパー・オーパーの見学ツアーまで時間があるので、歴史的な建物や行き交う観光客を見ながら広場のカフェでゆっくりお茶することにした。見て回って動いているのも良いが、時間がゆったり流れる雰囲気でのんびりくつろぐ過ごし方も良いのもである。

ゼンパー・オーパー前でのコーヒーブレーク

のんびりしていると、やはり見学時間待ちのご夫婦が来られて相席になる。

ニュールンベルク郊外のエッケンタールというご自慢の美しい田舎町から来たそうでやはり見学の時間までここで待つのだそうだ。62歳のご主人は既にリタイヤして旅は楽しみの一つだという。そして私達があした向かうバードシェンダウがご夫婦お奨めの街だと言う。楽しみだ。

ノイマルクト広場のフラウエン教会

(走行距離 32km)

翌日(9月8日)へ