自転車旅行8.13 ストックホルム(スウェーデン)

in Stockholm

8月13日(晴れ)

◆ストックホルム湾

朝6時にデッキに行くと、フェリーは既に湾に達しており、狭くて曲がりくねった水路をゆっくりと進んで行く。ストックホルム港に着いたのが10時半なので4時間以上もかけてのアプローチであった。フィヨルド地形の内湾の航行は難しそうだ。

やっぱり高いホテル代

乗船したタリンクラインのフェリー港は街の中心から外れたところにあった。先ずは中心部をめざして道路標識を見ながら走る。賑わいのあるこの街ではインフォメーションでホテル探しをした方が得策と考え、地図を見ながら進む。すると自転車のおばさんが「お困りですか?」と声をかけてくれる。旅をしていて見知らぬ人が親切にサポートしてくれる場面には出会っているがストックホルムでもさっそく親切な人に出会う。

ショッピングモールの中のインフォメーションセンター

インフォメーションでホテルを探すが高い! 結局泊まったのは二つ星クラスの一泊朝食付きホテルで、部屋はまずまずの広さであるが、設備が貧弱な上にトイレ、シャワーがすごく狭いのに何と一泊115ユーロとばか高い。北欧では他にもあったがトイレ、シャワーが共同使用なのに100ユーロをはるかに超すといったホテルもあり、北欧に魅力を感じない一因でもある。

ストックホルムと言えば「ノーベル賞」

ストックホルムで真っ先に向かったのは「ノーベル賞」授賞式、レセプションが行われる市庁舎だった。湖畔の突端に威風堂々と立つ姿は「ノーベル賞」に相応しい。ここは外観だけでなくガイドツアーに参加して、歴史を知り重厚な内装も十分に堪能でき満足な一日であった。

メーラレン湖畔のストックホルム市庁舎

それからガムラスタン広場のノーベル博物館へと向かい、アルフレッド・ノーベルの偉業やノーベル賞の歴史などなどこれまたたっぷり観ることが叶い満足であった。締めはアイスクリーム。ノーベル賞授賞式の晩さん会で出されるものと同じアイスクリームをノーベル賞受賞者がサインした椅子に座って食べられるのである。まさにノーベル賞尽くしのストックホルムであった。

が、アイスクリームの写真を撮っていなかったのは残念である。

ノーベル賞受賞者のサインがある椅子

(走行距離 16km)

自転車旅行8.14 ストックホルム(スウェーデン)【new】