自転車旅行7.03 パリ⇒フォンテーヌブロー

フォンテーヌブロー宮殿の庭からの眺め

◆日本円の両替はパリだけ?

手持ち日本円を両替しようと郵便局に行くと「ノン!」と。米ドルと一部通貨は両替できるが日本円は両替できないと言う。それではどこに行けば両替可能かと聞くとパリだけだという?これは後日アイルランド第二の都市コークでも経験するがやはり日本円の両替は出来ないと断られ、今後の旅はすべてキャッシングで対応すべきと考え方を改めさせられた。(走行距離 70km

自転車旅行7.04 フォンテーヌブロー⇒オルレアン(フランス)

フォンテーヌブロー宮殿の内部

フォンテーヌブロー宮正面の全景

雨上がりの道端で調整?

◆フォンテーヌブロー宮殿

バルビゾン村

◆調子の悪いディレーラー

フォンテーヌブローへの道には5~6%前後の長いアップダウンが続く。それでもしばらくすると段々ときつくなって来るし、おまけにフロントディレーラーの調子も悪くなる。上り坂に差しかかってローギアに入れようとしても上手く入らないのである。色々触っても直らないので結局ギアチェンジをしないで長い坂を上る羽目になり脚が悲鳴を上げるし、チェーンも外れてしまう散々な一日であった。

実った麦の間にけしの花が咲くバルビゾン村の麦畑

フォンテーヌブローへの道

地図があればセーヌ川沿いに上って行くつもりでいたが、詳細な地図がなく、天気も悪い中で道に迷うことだけは避けたいので車用の地図を見ながら幹線沿いに走ることにした。幹線道路を走ったので大きく道を見失い、さまようことはなかったが、反面フランスの道の厳しさに気づかされた。

ドイツであれば幹線道路には必ずといって良いほど十分なグリーンベルトを隔てて自転車道が並走整備されているが、ここでは車が高速で通過して行く時速90km制限道路の路肩を走ることが多いのである。更にほとんどの道路標識は街の名前はあるが距離表示がないので位置確認をすることすら難く、初日から自転車にとって厳しい道だと気付かされてくれる。

From Paris to Fontainebleau

7月3日(雨のち曇り)

◆最悪のコンディションで始まったフランスの走り

天気予報の通りで朝起きてみると路面が濡れている。フォンテーヌブローに行くか、もう一日パリに留まるかを考えたが、こちらの雨は日本と違って長く降り続くというよりもしとしとと小雨が続くことが多いと判断し走ることにした。

天気に加えて、サイクリング地図を手に入れることが出来なかったので道にも不安があった。