自転車旅行8.12 メアスブルク⇒コンスタンツ(ドイツ)
曇っていて天気は決して良くないが部屋からの眺めは素晴らしい。
湖畔の高台というロケーションだけに言うことなしに良く、冬にはボーデン湖の対岸にアルプスの山々も見えるという。
もう一度来てみたいところであり、次に来るときは雪をかぶったアルプスの山々が望める寒い冬に、ホテルは思い出深いここで良いかも知れない。
8月12日(曇りのち雨)
◆ボーデン湖畔の眺め
ホテルの部屋から望む朝のボーデン湖
◆中世にタイムスリップ
出発する頃には雨、それもけっこうな雨になった。
湖を一望できる古城アルテス・シュロスに立ち寄ると、入り口には槍を携えた中世から抜け出してきたような甲冑姿の門番が仁王立ち。
のっけから中世にタイムスリップさせてくれる。
ほの暗い城の内部からは中世の雰囲気が生々しく伝わって来て、歴史を感じさせるものであった。
古城アルテス・シュロス正門
また、この城には往時の生活感があふれており、ただ華々しく戦った時代をしのばせるのではなく、ごく平凡な平時の日々が見えてくるようで、記憶に残るものとなった。
アルテス・シュロスの鎧を飾った間
◆今晩の駐輪は市営駐車場
コンスタンツへはフェリーで約15分。
あっという間であったが、ちょっと様子がおかしい。
どうもフェリーターミナルが2カ所にありそうで、郊外の便の悪い方に来てしまったようである。
乗る時の確認が不足していたようで、やむを得ず地図も持たずの雨の中、勘を頼りに街に向けて自転車を走らせる。
コンスタンツでキープしたホテルは街の中心街で観光ポイントにも近くロケーションは悪くないが、駐輪スペースがないので自転車保管は近くの市営駐車場へ持って行けとのこと。
行くと地上は駐輪場で地下に駐車場という構造である。
地上は無料駐輪場のようであるが、いかにも盗まれて乗り逃げされたのではと思われる錆びた自転車が何台もあり、中には高そうなレーサーもある。
ここに一晩は置けないと考え地下の管理人のいる有料の自転車保管場所に預けることとし、さらに念には念をとNobさんの自転車と二台ごと太いチェーンキーでロック。