自転車旅行6.14 シャニー⇒ディジョン

6月14日(曇りのち晴れ)

from Chagny to Dijon

珍しい”これって踏切?”

シャニーのインフォメーションでもらったサイクリング地図を頼りに出発したが、一本道を間違えたようだった。戻って本来行くべき道に復帰するのも一つだったが、道端でたむろしていた高校生達に道を確認すると直進しても行けると言うのでそのまま進むと鉄道の線路と並行して走り出し、そのうちに右へ右へと予期せぬ方向に進むようになってしまった。結構な距離走ってしまったので戻るのもしゃくだったがやむを得ず戻ろうとすると、線路に赤と白に塗った扉が目に留まった。線路内を見ると砕石の上にゴムマットも敷かれておりどうも歩行者用の通路のようだ。初めて見た踏切だったがロックを外して渡るとすぐに行きたかった道に戻ることなく復帰できた。

ロマネやシャンベルタンのワイン畑を行く

シャニーからボーヌ、ディジョンにかけての丘陵地帯は葡萄畑が続く名高いブルゴーニュのワイン街道が今日の自転車道である。その道はD974を右手に見ながら丘の中腹の葡萄畑の中をアップダウンしながら進むので、まるで平坦とばかりではないが車も少なくのんびり景色を楽しみながら走れる。

自転車道は畑を走るだけでなく、ワインを作る小さな集落や村を巡ることができ、呑めない私でも知っているモンラッシェ、ロマネ、シャンベルタンなど名高いワインの銘柄の名前が付いた畑が続いており、ワイン好きには堪らない黄金の丘コート・ドールだった。 (走行距離 81km)