自転車旅行6.24 ローテンブルク滞在

やはり雨の中を走ると自転車への負担は大きいようで、またまたブレーキがきしみ出した上に利きが悪くなったので、連休の動き出しはバイクショップに向かうことになった。

城壁の近くの裏道に面したバイクショップに行くと女性オーナーが出てきた。

オーナーは36歳になるお母さんだそうで第二次世界大戦後から親子三代にわたってここで店を開いているという。

自転車を見ても らうとチェーンが伸びきっていること、後輪ブレーキシューが減ってしまって交換する必要があること、さらに前後輪ともフレが大きいのでフレ取りをした方が良いとのことでメンテナンスをしてもらったが、手際よく颯爽と仕事をする姿は頼もしい限りであった。

驚いたことに費用も工賃、部品代込みでたったの18ユーロとむちゃくちゃ安い!

6月24日(晴れ)

メカニックはお母さん

メンテ中のローテンブルクのお母さん

ぶらり街歩き・ローテンブルク編

バイクショップの後は中世そのままのローテンブルクを「ぶらり街歩き」とばかりに見て廻る。

6月の昼は長く、時間はたっぷりあるので、街中の観光ポイントだけでなく、街をぐるりと取り囲む城壁を歩いて巡る。

高いところにあるだけに城壁の通路からは大聖堂の塔やオレンジ色の屋根の連なりが見え、城壁の矢狭間からは城外眼下に広がるブドウ畑となだらかな谷間が望める。

そんな景観も肌で感じたくてすぐに城壁を出てポタリングとローテンブルクを堪能し尽くした。

歩きそして走れば少々腹も空いてきたが、休憩がてら犯罪博物館前で食べたソーセージもシンプルであるが何とも美味かった。

4月24日に定年退職してからちょうど2か月しか経っていないのに、「至福のひと時」とはこんなことかと感じ入った。

ローテンブルクで最も有名な景色

ローテンブルクの城壁からの眺望

中世の街並みを歩く馬車

ローテンブルクでも夜警と

ディンケルスビュール同様この街にもちょっと衣装が違うが「夜警」がいた。

後ろに観光客を従えて歩いており、やっぱり観光客には人気があった。

ローテンブルクの夜警

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