自転車旅行5.30 フェラーラ⇒コンタリナ
5月30日(快晴)
from Ferrara to Contarina
◆サイクリング日和のポー川
この日のポー川沿いの道は風もない上に珍しく路面状態も良いのでどんどん前に進む。順調に走っているのは私たちだけでなく、週末の土曜日なので何組もの地元勢がチームになって走っている。
コンタリナの大邸宅ホテル
そしてオーナーが「ポタリングで巡るアドリア海沿いのラグーン」が面白いと観光地図を持ち出し熱心に説明してくれる。 アドリア海にあるラグーンの素晴らしい景観、船で渡った島に一軒だけあるレストランでの食事、鳥の楽園巡りそして上手くゆけばフラミンゴの群れが見られるバードウォッチングなどなど楽しめるので行って見たらと奨めてくれる。
ホテルも悪くないし魅力あるポタリングを楽しめそうなのでこの大邸宅ホテルに連泊することにした。
(走行距離 79km)
チームAudax Casinalbo Ciclismoの面々
◆思い出深いコンタリナの大邸宅ホテル
コンタリナはポー川がアドリア海に注ぐ河口近くにあるが、これといった見所はあるわけではないがヴェネチアの手前のキオッジアに行くにも多少無理があるので、予定通りコンタリナで泊まることにした。
予め用意周到にYajiさんが調べていたホテルに行くと品の良さそうなオーナー夫妻が応対してくれる。ここは元々農園主の大邸宅だったものを宿泊施設にしたものなので大きな邸宅に招かれたような気分になれる。
実際にチェックインの最中にお菓子を添えてコーヒーを出してくれ、夕方戸外のテーブルで涼んでいると特製のサラミがあるから食べてみないかとワインと一緒に出してくれる。まるで遊びに来た友達に対する振る舞いのようで商売っ気は微塵もなく、オーナーの家柄、人柄の良さが滲み出ていた。
週末のサイクリング集団
そんな中「Audax Casinalbo Ciclismo」というチームがスタート準備しているところに遭遇する。大型のサポートカーの前には若い人だけでなく中年サイクリストや太っちょな人などもいて走りに徹するというよりも走りを楽しむ人たちのように見え、中には頭にビデオカメラを付けたメンバーもいる。中の一人ガブリエラが「今日は98kmを5~6時間かけて走る」と言い残し、皆で楽しそうに走って行った。後ほど彼からはメールが届き良ければチームのWebサイトを見てくれと。https://www.facebook.com/groups/195660306916/
このサイトにはメンバーが自転車を通して様々に楽しむ様子が載っているので、興味のある方に一見されることをお奨めしたい。
イタリアの蚊取り線香は日本ブランド
多くの四手網があるポー川
ユーロヴェロ8号線の案内ボード