自転車旅行8.08 チューリッヒ⇒ラッパーズウィル(スイス)

8月8日(晴れ時々雨)

出発直後の転倒アクシデント!

いよいよアムステルダムに向けて2000kmを越えるサイクリング旅が始まる。

本日快晴との予報であったが突然大粒の雨が降り出し土砂降り模様になるので、しばらく出発を見合わせ止んだ頃を見計らってGO!

張り切って走り出して5分足らずでNobさんが「ガシャッ」と大きな音を立てて転倒した。

トラムのレールと歩道の狭い間を走るので、それに気を取られる余り、段差を跨ぐ時の角度が浅くて滑ったようで、膝を強打している。

止んでいた雨がまたも降り出したので、屋根のあるところに移って様子を見るが、幸い大事ではなく大丈夫そうだということであらためて走り出す。

快適な湖岸サイクリング

日本で立てていた計画ではチューリッヒ湖南岸を行く予定であったが、こちらで情報を集めると北岸のラッパーズウィルという街の雰囲気が良さそうなので急きょラッパーズウィルを通るルートに変更していた。

チューリッヒの市街地では湖岸沿いに専用自転車道を湖岸沿いを走り、郊外に出ると車道に黄色いペイントで区分した自転車通行帯を走ることになった。

花で飾られたチューリッヒ湖のフェリー乗り場

車と並走といっても交通量が少ないことと、どのドライバーも自転車を避けて大きく迂回して走ってくれることから、全く不安を感じることない。

途中休憩は湖岸のフェリー乗り場が格好の場所で、風光明媚な湖岸沿いに緑地が整備され、売店やトイレなど設備も充実しており快適そのものだ。

ゆっくりしよう

ラッパーズウィルは湖岸に突き出した岬の高台に修道院と大聖堂があり、湖岸に向かって延びる石畳の道と古い街並みの素敵な街でルート変更は正解であった。

Nobさんを修道院に行こうと誘うが、「悪いけれど、休んでいるから一人で行って」と言い、転んだ時の影響で膝が痛そうである。無理は禁物か。

天気も良くないし、見どころが多そうな街の散策もゆっくりしたいということで本日はまだ午前中でちょっと早いがラッパーズウィルで泊まることにする。

雨が上がりにひとしきり修道院と大聖堂を散策するが、さすが歴史を刻んだ建造物だけあって存在感があった。

ラッパーズウィルの風景

(走行距離 33km)

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