自転車旅行8.21 ハイデルベルク⇒ヴォルムス(ドイツ)
8月21日(晴れ)
◆マインツにて
ネッカー川に沿ってハイデルブルクから街抜けして、マンハイムに向かう。
ドイツでは当たり前の光景ではあるが、多くの川には自転車専用道が整備されており、自然が豊かな環境の中を快適に走ルことができる。
まさに自転車天国といっても良い。
ネッカー川沿いの道はマインツ市内に入ると川とトラムの線路の間を並走するようになるが、大きな木が陽ざしを遮ってくれるので清々しい。
マインツ郊外のトラムと並走するサイクリングロード
◆ミツバチはパンがお好き
野菜、果物、肉、ワイン、花などなど何でも揃う楽しそうな青空市場は土曜日なのか多くの人でにぎわっている。
その中で珍しい光景を目にした。
一角の美味しそうなパン屋のペストリーにはたくさんのミツバチが集っているが、誰も何とも言わずに平気でそのパンを買っている。
自然との向き合い方が違うのか、おおらかだ。
ペストリーに群がるミツバチ達
◆通勤はみんなお揃いの自転車で
マンハイムでライン川を渡ると川に沿って、延々約5kmに及ぶ化学メーカーBASFの化学プラント、パイプライン、タンク類が林立したゾーンを通ることになった。
スタート原料から最終製品までいかにも一貫生産しているようで工場プラントもだんだんと変化して行き、工業地帯を走るのは好きではないが、何故かここでは大いに興味を魅かれる。
それだけではなく、工場に沿って至るところに駐輪場がある。
それも規模がえらく大きく、すべてが同じように赤く塗られ登録番号が大きく書かれた自転車で一杯の!!。
ここで働く多くの労働者の定期券代わりみたいなものだと思いつつ、壮観な朝の通勤ラッシュが想像できた。
(走行距離 54km)
数えきれない自転車で埋め尽くされたBASFの駐輪場