自転車旅行5.20　名古屋⇒ミラノ空港

5月20日（雨）

from Nagoya to Milano airport

◆完璧だった自転車の梱包

旅を始める時、「梱包した自転車が無傷で到着するだろうか」と気を揉むのは毎回のことである。頑丈な段ボール箱に詰めたからと言って安心できないのは、機内に荷物を積み込む時に大きな段ボール箱は他の荷物の下に積まれるのだろうか、ホイールのハブの先端が頑丈な箱を突き破って外に出ているのである。幸い今まで大きな故障原因にはなったことはないが嫌なものである。

ミラノ・マルペンサ空港に着き、さっそく点検するが今回は段ボール箱を二重にした上に、箱内部に紙管を使った支えを入れて補強してあったので箱には何の傷もなく、開梱して組み立てて状態を確認するが状態も完璧で、幸先の良いミラノ入りだった。

ミラノ空港で開梱,完璧な状態で到着!

◆ぼったくり空港タクシー

旅初日の泊りはミラノ・マルペンサ空港から近い格安ホテルで、ここだけは予め出発前に予約をしていた。

空港タクシー乗り場の先頭にいた運転手にホテル名と住所を伝えると知らないホテルなのか地図ソフトで場所を確認して陽気に走り出し、雨が降りしきる夜の高速道路を運転に余程自信があるのか凄まじいスピードで飛ばして行く。

高速道路を降りるとホテルの所在が判らないのか住所を確かめながら辿り着くとガラッと態度が変わる。深夜料金も加算され３６ユーロと料金表示されているにもかかわらず、５０ユーロよこせとイタリア語でまくし立てる。正当な対価以上に金をぼったくろうとする運転手の態度からは後味の悪いイタリアの第一印象だけが残った。

ミラノ到着一日目の質素なホテル

Yajさんと出発前の記念写真