JLPT N1 Grammar
はおろか
Formation
名詞+はおろか
Meaning
「AはおろかB」
Aはとうぜんとして、Bも
Bに、Aよりも程度の高い物事が入る。
驚きや不満の気持ちを表し、よくないことを言いたい時に使う。
Examples
忙しくて、平日はおろか休日も仕事ばかりしている。
(意味)忙しくて、平日は当然として、休日も仕事ばかりしている。
体調が悪くて、食事はおろか水さえ喉を通らない。
(意味)体調が悪くて、食事は当然として水さえも飲むことができない。
祖父は、インターネットはおろかスマホも触ったことがない。
(意味)祖父は、インターネットはもちろんスマホも触ったことがない。
最近勉強していないので、漢字はおろかひらがなさえ読めなくなりました。
弟は寝坊して、歯磨きはもちろん顔も洗わずに出かけていった。
彼は私の誕生日に、プレゼントはおろか「おめでとう」のメッセージもくれなかった。
地震が起きて、電気はおろかガスも使えなくなりました。
遅刻して、上司はおろか同僚からも説教されました。
年末年始は、高速道路はおろか一般道も渋滞していた。
Notes
・Bに、Aよりもひどい内容が入る。
・「はおろか」は「どころか」と言い換えることができる。
・「はおろか」は、いいことを表す時に使えない。
いいことを表すときは「はもちろん」を使う。
例文:
母は、和食はもちろん、洋食や中華料理まで作ることができる。
このアニメは、国内はもちろん海外でも人気がある。