2014年3月29日(土) 晴れ 参加者 男性 5名 女性 10名
毎年人気のOさんのハイク&グルメ企画、今回は横浜を舞台に『山手西洋館巡りとランチ&ワイン』です。
綺麗な洋館を巡る手頃なハイキングプランとグルメ(レストラン「バルブ・ブランシュ」)が大好評で多数の申し込みがあり、当日は天候にも恵まれ楽しい1日となりました。
<歩行(予定)コース>
石川町駅 ⇒イタリア山庭園⇒ ブラフ18番館 ⇒ 外交官の家⇒ベーリック・ホール⇒エリスマン邸⇒ 山手234番館⇒横浜市イギリス館⇒山手111番館⇒ 港の見える丘公園⇒山下公園⇒ 元町・中華街駅 <みなとみらい線> 馬車道駅⇒レストラン「バルブ・ブランシュ」
①洋館をバックに1枚
最後に、幹事のOさんからいただいた紀行文を紹介します。
◎行程・時間(概略):合計歩行時間: 1時間16分
石川町駅[9:05発] →(10分)→ イタリア山庭園[9:15-28] →(2分)→ ブラフ18番館[9:30-45]→(2分)→ 外交官の家[9:47-10:09] →(7分)→ 山手カトリック教会[10:16-18]→(8分)→ ベーリック・ホール[10:26-49] →(1分)→ エリスマン邸[10:50-11:02]→(3分)→ 山手234番館[11:05-15] →(9分)→ 横浜市イギリス館[11:24-35]→(2分)→ 山手111番館[11:37-48] →(2分)→ 港の見える丘公園[11:50-12:08]→(8分)→ 山下公園[12:16-28] →(22分)→ レストラン[11:50着]
山岳部ではこれまで鎌倉や旧東海道でハイキング&グルメを実施しているが、歩行のないグルメ会も時々開催している。今回は横浜の石川町駅から山手西洋館を巡り、元町公園や山下公園の桜を楽しむハイキングをした後、馬車道近くのフレンチ・レストランで昼食をする企画とした。
初めに石川町駅からイタリア山に登り、庭園を見学する。ここは1880年から1886年までイタリア領事館が置かれたことから、イタリア山と呼ばれているそうだ。水路や花壇を幾何学式に配したイタリア式庭園で、ルピナス、ネモフィラ、デージーが咲き誇っていてきれいだ。
9:30に開館のブラフ18番館を見学する。横浜山手の西洋館は、いずれも見学が無料だ。続いて、外交官の家を見学する。いずれも広いサンルームがあり、感じの良い建物だ。
そこからしばらく歩いて行くが、付近の家々はとても広い豪華な所ばかりだ。山手カトリック教会では結婚式が行われるため見学できないと表示が出ている。東に行った所にあるテニス発祥記念館は時間の制約からパスする。
次に訪れたベーリック・ホールは、敷地が約600坪あり、最も広い建物で、結婚披露宴も行われる所だ。隣のエリスマン邸との間には山手80番館の遺跡が残っており、ちょうど元町公園の南端になっている。その辺りに咲いている大きな桜の木が七分咲きくらいになっている。
道路を挟んだ先の山手234番館では、2階で写真展が開催されている。
北西側では元町公園が見下ろすことができ、桜が結構きれいだ。その先は道沿いに横浜外国人墓地がある。
山手資料館、山手聖教会、外人墓地資料館はパスし、横浜市イギリス館に向かう。この辺りはイギリス山というそうだ。ここだけは靴を履いたまま上がることができる。他はどこも靴を脱いでスリッパに履き替えなくてはいけない。イギリス館では1階ホールが使用中とのことで、コーラスの歌声が聞こえてくる。続いて、山手111番館を見学する。この建物は1階の吹き抜けホールが印象的で、ダイニングルームからは大きなガラス窓からの景色がとてもきれいだ。
西洋館の見学を終えて、港の見える丘公園に入る。噴水広場からの流れがおもしろく、その先に大きな桜の木があり、きれいに咲いている。展望台からは横浜ベイブリッジがよく見える。
旧フランス領事館のあったフランス山を通って、北西に下る。街中のハイキングながら、一応「山」と名の付いた所を3か所歩いたことになる。
山下公園に行くと、風が強かった港の見える丘公園とは違い、風もなく暖かい。ホテルニューグランド前の大きなしだれ桜がとてもきれいだ。
歴史的な雰囲気の神奈川県庁や開港記念館の建物の脇を通り、馬車道に向かう。
ようやくカジュアル・フレンチのレストラン「バルブ・ブランシュ」に到着する。1時頃から3時半までフルコース・ランチをいただき、ワインを堪能する。
食後は神奈川県立歴史博物館を見学し、解散とする。