その昔、日本武尊がその堂々たる山容に感動し、武具を納めたという伝説が残る武甲山。石灰岩の採掘が進み、その山容は変わりましたが、今も昔も変わることない秩父盆地のシンボルです。(西武鉄道のハイキングコース紹介より引用 ⇒ リンク )
当日は快晴に恵まれ、展望はイマイチでしたが、橋立鍾乳洞の手前の川岸の桜、個性的なご主人の居酒屋”駅前”での宴も催せ、楽しいトレッキングでした。
◆2019年4月6日(土) 快晴☀ 参加8名
往路 08:46横瀬駅集合、駅前の秩父ハイヤー2台予約、15分程度で生川登山口へ料金1,990円(1人あたり500円)
復路:15:08浦山口駅発、御花畑駅到着後、宴、特急ちちぶ40号 西武秩父発17:25発を利用
◆行程 生川・一の鳥居登山口⇒武甲山⇒浦山口駅 + 秩父で宴
ヤマレコのコースタイム標準の0.8~0.9倍速いペース、御蔭で15:08浦山口駅発に乗車できました。
一の鳥居(武甲登山道入口)09:15発 ⇒ 09:50不動滝・休憩 ⇒ 10:19大杉の広場・休憩 ⇒ 11:18武甲山(社・山頂展望台・ランチ)12:15 ⇒ 12:20シラジクボ・浦山口 分岐 ⇒ 13:00長者屋敷の頭 ⇒ 13:59橋立林道終点 ⇒ 14:35札所28番 橋立堂売店 ⇒ 14:57浦山口駅G ⇒ 15:15御花畑 ⇒ 西武秩父の居酒屋”駅前”にて宴(17:15頃迄)
今回のアルバム(山頂での集合写真 他) ⇒ リンク 、 ヤマレコへの寄稿文 ⇒ リンク
往路は、新型車両のラビューを利用しました。窓が大きいのが特徴で、目指す武甲山が望めました。
登山口のイラストによると52丁目が、山頂下の御岳神社のようです。登り始めてすぐ、厚手のウェアを脱ぎます。写真左が今回縁があった一匹目のワンちゃん。
十八丁目の水場迄は先頭を引っ張りましたが速い(標準の0.8倍程度かな)という指摘を受け、Hさんに交代。
屋久島に向けたトレーニング効果か、2番手に位置した私の圧力か、0.9倍程度のペースを維持し、大杉の広場に10:20到着、予定より30分近く早いので、10分休憩し、Oさん持参の御饅頭他をいただき、ゆっくりします。大杉はこの界隈としては、名に相応しい納得の大きさでした。
順調に高度を上げ、御嶽神社に到着。今回、左から展望台に上がりましたが右からが順路のようです。
晴れていると谷川方面も望めるようですが、この時間帯は遠望できませんでした。ヤマレコの記録によると前日は雪山が望めたようです。
今回の8人、意外に初登頂の方が多く、記念撮影。私同様、タクシー代もかかりますし何かの機会にと考えていたようです。
しばらく展望台に居ると、ワンちゃん(大き目のポメラニアン)も登ってきました。ワンちゃんの右の道標に算式(=1336-41+9)があり、計算すると1,304mになりました。その経緯は、こちらへ、 リンク を付けました。
展望はイマイチでしたが、山々の代わりに、目線を下げると秩父盆地の開発の規模が分かり、まだ薄いピンクの羊山公園を見つけました。
展望台を降り、社に戻り、順路通りの右側に上がると鐘がありました。山頂下の芝生でランチをゆっくりいただきました。(神社手前のトイレは冬季(12月~4月上旬)に該当し、閉鎖されていました。)
シラジクボ・浦山口 の分岐を経て、橋立川へ下山しました。こちらの道標は登りに比べて随分粗末でした。
下りで急な所に苦戦したこともあり、橋立林道終点の登山口に14時到着。ヤマケイを基とした計画書の長者屋敷登り口14時と同じになりました。
往路ペースアップし30分短縮した貯金がなくなり、浦山口駅15:38発乗車が大丈夫かなあの気分となり、ここから少しベテラン女性陣がペースアップしました。
疑問に思い、帰宅して調べると、2点は違ったポイントで、ある方の記録(⇒ リンク )によると登りですが40分程度、離れているところでした。前述のとおり、下山路は道標の文字がカスれていたり、また、倒れているのもあり長者屋敷登り口の標識を見落としました。
橋立鍾乳洞へ向かう途中、桜が見頃で、ソフトクリーム(350円)も美味でした。
2時40分頃、ソフトクリームを食べている皆さんに、歩いて20分弱の下りなので、予定の一本前、15:08浦山口駅発の御花畑駅行きに乗車し、早めに飲むことをご提案すると、皆さんご快諾。この効果で、西武秩父駅17:25発の特急券の発行もスムーズにでき、各停利用の國さんを除く7人で向かい合わせの座席をキープ。
改めてみると西武秩父駅から見た武甲山が格好いいです、数時間前にあの山頂に居たと思うと感慨があります。
2015年 04/25丸山・金昌寺 で利用した、秩父駅の居酒屋”駅前”へ再訪しました。浦山口駅から、時間を早め、7人から8人への変更連絡した効果もあり、お通し(800円)が座敷にセッティングされていました。
ほうれん草とふきのとうの味噌和え、せりのおひたし(醤油を推奨)、ウドの酢味噌和え、コンニャク、大きな椎茸、大きな秩父産のイチゴがセッティングされていて、岩魚の塩焼きもスグに登場しました。
生ビールで乾杯した後は、女性5人には名物のイチゴサワー、男性陣はご当地名産「武甲正宗」を嗜み、料理は、ワカサギ、フキノトウ、珍しいシュンラン、ウドの穂先の天麩羅が続き、クルミ蕎麦を半分づつシェアして〆ました。
レシート(明細)は貰っていませんが、一人5千円で、40円のお釣りの代わりにと武甲正宗の2合瓶をいただきました。大将は70歳で個性的な感じの方ですが、帰り際、お礼を言うと「料理はお任せと言われたので5千円位になるようセッティングしたが、どうだった?」と聞かれました。前日も確定人数と椅子かテーブルの選択の電話があり、接客に細やかな感じの印象でした。機会があれば再訪したいので、企画委員の方、宜しくお願いします。
帰路はラビューでなく、レッドアローでしたが、いただいた武甲正宗を嗜みながら、山行を7人で振り返りました。
今回、幹事の私も含めて、初めての方が多く、橋立林道終点の登山口と長者屋敷登り口の混同もありましたが、楽しい宴で〆ることができて良かったです。皆さま、予定の一本前、15:08浦山口駅発の御花畑駅行きに快諾いただき、ありがとうございました。