8月25日金曜発のアルピコ上高地行グリーンカーを予約出来ていたので、横尾周りで26(土)穂高山荘泊で、吊り尾根を縦走しました。
往路:8/25(金)アルピコグリーンカー(バスタ新宿 22:25発~上高地行き)
復路:8/27(日) 15:15発新島々行き、松本着17:13、スーパーあずさ32号 18:35発で帰京
1日目 8/26(土) 山行 7時間40分 休憩 1時間1分 合計 8時間41分 明神以降は快晴 ☀
河童橋06:26 ⇒ 07:55徳澤園08:09 ⇒横尾09:19 ⇒ 10:13本谷橋
⇒ 11:50涸沢ヒュッテ12:10 ⇒ 13:52ザイテングラート⇒ 15:07穂高岳山荘泊
2日目 8/27(日) 山行 6時間27分 休憩 2時間43分 合計 9時間10分 快晴 ☀
穂高岳山荘06:01 ⇒ 06:41穂高岳07:06 ⇒ 07:16南稜の頭 ⇒ 08:32紀美子平09:21
⇒前穂高岳10:05 ⇒ 10:24紀美子平⇒ 13:03岳沢小屋13:22 ⇒ 15:11上高地ターミナル
3列のグリーンカーは快適、去年7月利用したが内装がよくなった印象。
横尾では、稜線も綺麗に望めました。涸沢までの分でイイですが、横尾で1.5L補充。
12時前に涸沢ヒュッテ到着。横尾からスタートした人はもっと先、雨上がった後に奥穂目指した人はまだ戻ってきませんし、この時間帯はテラスも空いていました。ラーメンは千円、カレーライスもありました。
なかなか手作り感、味がある地図。
ザイテングラードでは、結構、涸沢ピストンの方とすれ違いました。奥は燕岳からの稜線、鋭角な常念岳。
昨晩、雨が凄かったようで、スタート6時半河童橋も小雨、予報通り、明神では雨が上がり、横尾からは快晴に恵まれる。
早朝まで雨が強かったようで、本谷橋前後で、奥穂を諦めた下山の方と結構すれ違いました。
小屋のラーメンを戴いた後、穂高山荘を目指す。アイフォンで撮った写真ですが、雲の景色も良く満足の一枚。
ザイテングラード手前では、高山植物もまだ咲き誇っていました。
奥穂山荘に3時過ぎ到着、夕食の2回目順番も理想的でした。
事前予約していた出の、受付の際に角または端を主張し、蝶が岳という部屋の7番の札をもらいました。入ると、4人既にくつろいでいました。
番号は12番までふってありますが、例えば7・8だと一畳で、ちょうど布団一枚になります。幸い、入口の9、10は不在で、5人利用だったので、十分な寝床で、邪魔だろうという事で合意が得られ、敷布団を私は2枚敷くことができ、快適に寝れました。
3千mの山荘でこれだけの食事をいただけると助かりますね。夕食は2回目だったので、5時40分からと理想的でした。
1回目の5時だと酒をまだ飲んでいたい、3回目6:20だと夕陽の撮影と被る、4回目7時はう~ん・・お腹すくし酒も飲みすぎになりそう。
夜行バスと初日行程の疲れで4時45分迄熟睡し御来光を拝んだ。
日の出は常念の右側、ちょっと今ひとつな写真になりました。
同部屋の小学1年生とお父さん、表現悪いですが、猿回しのように見える補助のハーネス・ロープをお父さんが巧みに操り、翌日の吊り尾根も縦走していました。
笠ヶ岳に沈む夕陽、左側に白山
ウィダーゼリーとコーンスープで軽くすませ、6時前にゆっくり出発。奥穂への登りは久々だったので、適当なマーカーを定め序盤は追随。下りの人はいないので順調に上りました。
ジャンダルムにはもう人がたくさん!
奥穂山頂の祠では、混み合う前だったので、上手く山荘で相部屋だった人と交互に記念写真を撮れました。
槍から白山、富士山、南アルプスまで大展望
ナレーション、もう少し、上手くなろう^^
最低コルに降りていくところは、結構、鎖場、梯子が充実。途中、幸い無事でしたが、数メートル堕ちた人が居てヒヤッとした。
好天に誘われ前穂へピストン、イイ展望でした。南アルプスの左に富士山も望めた。
おそらく最後の前穂ですね、槍も右に入っていて、イイ記念写真を撮っていただきました。
1時過ぎ小屋到着、手前の40段近い梯子で、滑落して横たわっている人の横を通るという貴重な体験もしました。その時は経緯が分からず顔に手拭い被せてあり熱中症かと思いました。
岳沢ブログ ⇒ リンク
ブログの論調は厳しいですが、下っている途中、命は守るという岳沢小屋からの救出部隊の駆け上がり方が素晴らしく感動しました。余談ですが、ブログの最後に出てくる小学校1年生が穂高山荘で同部屋で、やはり、途中の難所に、結構、時間かかったようですね。上高地まで下リ、バスで帰る予定だったようですが・・
前穂への縦走中、雷鳥発見。雛が居たのでメスですかね!
紀美子平で、山荘の朝食(お弁当)をいただく。朴葉がイイですね!
岳沢への下りは、ちょうど登ってくる人も多く、擦れ違い待ちが多く、時折り停滞。写真は焼岳、乗鞍方面
ハヤシライスをいただいた後、13:23岳沢小屋出発、途中の10段階表示の道標を目途に、何とかバスターミナルまでペース配分し、15時15分の予約したバスにギリギリ間に合いました。
バスぎりぎり乗車で、松本であずさとの接続で1時間20分空いたので、駅近く(歩いて8分)の銭湯、菊の湯で疲れを癒した。地元の人が多いのかと思ったが登山帰りの人もチラホラ居た。
<感想と反省>
夜行バスと初日行程の疲れで4時45分迄熟睡し御来光を拝んで遅めの6時出発、前穂をカットすれば、予約の15:15発のバスに十分乗れるだろうと予定したが、結局、好天に誘われ、撮影時間も多く、さらに前穂もピストンして厳しいペースとなった。
岳沢小屋から上高地バスターミナルまでは、樹林帯で日蔭も多くペースアップでき、何とか15:11ターミナル到着。ちょうど予約者優先で呼んでいるところで何とか乗れました。
このコースは好きな行程ですが、次回は前穂をカットし余裕のある行程をとりたい、カットしない場合は16時のバス予約が無難な印象・・・・と年相応に柔軟に計画を修復していきたい、
<上高地の行きのポイント 黄色はリンク設定>
アルピコの3列シート夜行バス7~9月発車分は、5月末(2017年は5/25)に発売後、人気で即売り切れなので、発売日8時オープンに必ずネット予約する。キャンセルは出発日20時迄であれば100円だけの解約料で残金が戻ってくる。
上高地に着いたら、即、復路のバスの時間帯を決め、アルピコ窓口に行き、当該日・時間の乗車整理券を受け取る。併せて、松本までのチケット(新島々までのバス+松本まで電車セット券 2,450円)も購入する。
乗車整理券があるとバス発車10分前に到着すればOK、(意外と浸透していないので)整理券未入手で1時間近く並んでいた人達より、当然のことながら、優先乗車できる。土・日曜、人気の時間帯1時~5時発のバスは整理券入手済の人だけで埋まる場合が多いので注意。
バス運営が悪く、整理券があるので大正池から乗車しようと思っていても満員で乗れない。よって、人気の時間帯は必ず上高地発で妥協せざるを得ない(怒)
山小屋は到着時、受付担当の案内に従うが、希望すると柔軟に対応してもらえる。(例 早めに着いたら5時の夕食を進められるが、その時点で予約等から2組目5:40が見込まれていたら、2組目を希望、要はサンセット時間帯とのバランス。寝床は角、端がイイ など)
立寄り湯は、小梨の湯、アルペンホテルが便利。
新島々で時間が空く際は、すぐ隣りのカフェプレイエル・ギャラリーやましろの薬膳カレーが美味
松本で風呂に入る場合は、駅近く(歩いて8分)の銭湯、菊の湯が便利、近くのホテルの外来入浴はない。
松本⇒新宿のあずさは、乗車券+指定席のバラ売り回数券が安くて便利、(大黒屋で4,750円程度)事前購入し、えきねっと予約と組み合わせがベター