山岳部の新年山行は、藤野駅から周遊できる日連アルプスを計画しました。コロナ禍であり、登山後の新年会の開催は自粛しました。
Oさんが寄稿された記録文、写真を元に編纂しました。 アルバム ⇒ リンク
2021.01.16 日連アルプス
新年山行としてKさんが企画した日連アルプスが晴天の下、実施されました。
参加者はコロナ禍のためか、5名になってしまいました。
4月並みの暖かい天候となり、落ち葉の積もる低山の登山道を気持ち良く歩くことができました。
下山後にカフェレストラン「Shu」でスイーツを楽しみました。 (Oさん記)
日 程: 2021年1月16日(土) 日帰り
参加者: 男性2名、女性3名
天候:晴れ 歩行時間:3時間40分、休憩時間1時間30分
藤野駅 [9:20発] →(5分)→ 日連大橋[9:25通過]→(15分)→ 金剛山登山口[9:40記念撮影] →(35分)→ 金剛山山頂[10:15~30]→(5分)→ 峯への分岐[10:35通過] →(5分)→ 峯山頂[10:40写真撮影]→(5分)→ 八坂山山頂[10:45~50写真撮影] →(5分)→ 峯への分岐[10:55通過]→(15分)→ 杉峠[11:10通過] →(10分)→ 展望台[11:20~25]→(15分) → 鉢岡山[11:40~50] →(20分)→ 杉峠[12:10通過]→(15分)→ 日連山[12:25~55、昼食] →(5分)→ 宝山[13:00通過]→(30分)→ 日連山登山口[13:30通過]→(15分)→ カフェレストラン「Shu」[13:45~14:10]→(20分)→ 藤野駅[Oさん14:30着 他4人15:10の電車で帰京]
日連アルプスという名前は聞いたことがなかったが、なかなか良い所だ。鎌倉アルプス、沼津アルプスなどアルプスの付くハイキングコースが増えているようだ。
8:58着の列車で藤野駅に着き、晴天の下、参加者5名がスパッツを付けて出発する。Kさんが12月20日に下見をしておられ、様子がよく分かる。5分ほどで相模川にかかる日連大橋を渡る。
秋山川との合流箇所になっていて、湖のようにも見える。
ちょうど下に釣り船の発着所があり、何隻かの船が出ている。対岸の辺りの下にコテージが何棟か見えるが、すぐそばにスーパーマーケットがあり、便利そうだ。調べると日相園という施設で、バーベキューができるようだ。
しばらく車道を進むと左手に「金剛山神社参道口」と書かれた標識があり、赤い鳥居が立っている。ここが金剛山の登山口だ。
記念撮影をしてから登り始める、直ぐに落ち葉の敷き詰められた急な登山道となり、「八丁目」と書かれた標石が現れる。少し早いペースなので、途中で立ち止まって休憩を取る。中間地点付近に平らな場所があり、立派なベンチがあるので休憩を取る。
登り進むと金剛山山頂に着き、①と書かれた標識があり、左が杉峠・宝山、右が赤沢バス停と書かれている。少し右に行くと、金剛山神社の小さな祠があり、金剛山神社の説明板によると、1830年代からの信仰だそうだ。山頂標識には標高が410mと書かれているが、手書きで419.8mと直してある。国土地理院の地形図を見ると、山名は書かれていないが420mの等高線が引かれているので、420mと少しではないかと思われる。しばらくすると赤沢バス停方面から単独男性が鈴を鳴らしながら登ってくる。ゆっくり休憩して、記念撮影の後に杉峠方面に出発する。
気持ちの良い尾根を少し進むと峯への分岐に着く、左折して北に向かうと直ぐに峯山頂に着く。北西から南西の展望が広がっている。Kさんが先月着た際には、富士山と農鳥岳が見えたそうだが、残念ながらこの日は見えない。もう少し行くと八坂山だ。写真と山の名前が書かれたものが設置してある。左手に大きく見える大きな山が丹沢の大室山となっている。
八坂山の山頂の木に貼られていた展望写真。
分岐まで戻り東に進むと、杉峠まで下り、鉢岡山へ向かう分岐となる、真っすぐが日連山・宝山方面で、左は杉地域、斜め右前は私有地、右手前が鉢岡山となっている。
10分ほど進むと展望台らしきものがあり登ってみるが、特に景色が良い訳ではなく、下と同じ景色だ。もう少し行くと左手に白いスバルの車両が不法投棄されている。
しばらく登っていくと鉢岡山山頂に着く。標高460mとなっており、この日の最高地点だ。国土地理院の地形図にも名前が載っている。金剛山とこの山は、藤野町15名山に選ばれている。
他によく知っている山としては、生藤山、石老山や陣馬山が入っているようだ。藤野駅の観光案内書「ふじのね」で「藤野15名山スタンプラリーカード」をもらって頂上に設置してある標柱と自分の写真を撮って15のスタンプをもらうとオリジナル缶バッジがプレゼントされるとのこと。
杉峠まで戻り、日連山まで行き、昼食とする。この山頂は木々に囲まれていて、葉は落ちているものの、展望が少し隠れている。昼食後少し進むと宝山でここが最後のピークだ。ここは374.4mの三角点となっている。ここにもベンチが設置されており、このコースはよく整備されている。
この先の下りは急になり、途中にロープが設置されている所が結構長い。ロープを使わないと下るのは危険だ。ここを下りきると、平坦な道となり、しばらくして、日連山登山口に降りる。ここにも「日連アルプスハイキングコース」と書か
れた立派な案内図がある。
車道に出て西に進み、日連橋を渡って少し進むと、カフェレストラン「Shu」に着く。
普通であればここで反省会を行うところだが、コロナ禍なので、スイーツをいただくことにする。小生を含む4名は、焼きリンゴとアイスを注文する。ただ、小生は早く帰宅したいので、これを食べ終えてから先に失礼する。ここから藤野駅までは歩いて約20分だ。14:30に着いて、14:40発の中央本線の列車に乗り、帰途に就く。
なかなか気分の良い新年山行となる。