7月下旬、山岳部幹事として企画 東北の名山“鳥海山”をプロデュースしました。
キリンさんら総勢13名の参加、去年は単独で遠征しましたが今回は団体ならではの山行を色々楽しみました。
アルバムへ ⇒ リンク
7月25日(土) 鳥海山登山
鉾立(6:45発)→賽の河原(7:55)→鳥海湖(8:25休憩08:50)→七五三掛(09:40)→千蛇谷雪渓下部(10:10)→大物忌神社(11:30)→新山(12:00展望休憩)→神社(昼食/13:15下山)→七五三掛(14:35)→鳥海湖(15:25休憩)→鉾立(16:55発) ⇒ 酒田かんぽの郷(泊)
7月26日(日)
レンタカーを利用し山形駅迄の途中、山居倉庫、土門拳記念館、羽黒山の出羽神社に立ち寄り観光、新幹線を利用し帰京。
前日、24(金)ドリーム鳥海号 東京駅 21:20出発、3列シートで、深い快適な眠りにつけました。
象潟駅には予定通り5時15分着、1日得した気分ですね!
象潟駅には貸切り予約した象潟合同タクシーの小型バスも既に到着しています。
普段個人山行が多いので団体でしかできないことをやってみました、このバスを酒田かんぽの郷まで貸切りです、荷物もデポできなかなか好評でした。
鉾立にて準備体操後、13人で登るとすれ違い等大変なので2パーティーに分けました、先発8名パーティーのトップには山岳部企画委員のNさん・しんがりに私、後発5名のパーティーにはキリンさんに率いていただきました。
登山道は最初はコンクリートの階段が続きます、しばらく行くとすぐに大きく窪んだ奈曾渓谷を望む展望台があります。
振り返ると日本海、飛島もはっきり望まれます、西側は視界良好です。
賽の河原辺りからは高山植物が目を楽しませてくれます。心配をよそに鳥海湖に8時25分到着、いいペースです。去年はここが一番の花のポイントで狂ったように撮影しましたが今年は少し量も種類も減っていました。
ハクサンイチゲ、チョウカイアザミ、ハクサンフウロ、チングルマ、イワギキョウ、コイワカガミ、ヨツバシオガマ、ニッコウキスゲ、チョウカイフスマ、ハクサンシャジンetc 皆さんの期待に応えるように咲き誇っていました。
七五三掛(しめかけ)を過ぎたころ、先発8名パーティーから、健脚3人中年男衆が独立して飛ばして行きました。
千蛇谷雪渓に向かう途中、このコース唯一の梯子場があります、怖くはありませんが少し斜めに傾いているところが気味が悪いところです。大団体とすれ違ったりすると大変でしょう!
千蛇谷雪渓取り付きには10時10分到着、結構雪渓が残っています、いつかここを華麗に滑り降りたいものです。
後発キリン隊通過の様子。(注 写真は下り)、軽アイゼンを使えば十分な残雪・斜度です。
山頂大物忌神社に11:30到着。先に着いた健脚3人男衆は新山に向かった様子、5名で相談しますが2名見送り、2名はぜひ行きたいと私も加わり3人で向かいます。
新山へは神社からトイレの横を経由していく登山道が目印が豊富でアップダウンもなく楽です、ストックをデポし出発します。
神社に戻り昼食をとり総勢13名で記念撮影(今回、サイトにUP時にこの画像はパソコン内に見当たらず・・・)。
1時15分下山開始です、ここからしばらく雪渓に出るまでは雨に降られました。 雪渓上部で雨もあがり合羽を脱ぎます、下りは稜線からの落石を気にしながら雪渓の上を快適に下りました。2パーティーに分けましたが下りは差があまりつきません、
鳥海湖に15時25分到着、鉾立発の路線バスは15時45分ですが貸切りなので気にする必要ありません。
鳥海湖、その後ろの庄内平野の水田、日本海を名残惜しく遠望し、また、鳥海山の霧も再び晴れ我々の下山を見送ってくれました。
◎酒田かんぽの郷(泊)
一時間弱の送迎で宿に到着、お風呂にサクッと入り宴会です。
1時間半の飲み放題をオプションでつけました、皆さん満足の山行であっという間に祝杯ビールが空き、焼酎・日本酒、コーラ・・・と次々に進み、部屋に戻っての反省会も盛り上がりました。
次の日はレンタカーを利用し山形駅迄の途中、山居倉庫、土門拳記念館、羽黒山の出羽神社に立ち寄りました。出羽神社は国宝の五重塔のイメージがありましたがいざ行ってみると石段の印象が強く残りました。
帰路、新幹線の車中も盛り上がりました。
今回、事前の予報では展望はあきらめムードでしたが、時折り晴れ間にも恵まれ、高山植物は綺麗に咲き誇り、翌日のドライブも含めなかなかイイ山行でした。
<山行記録 全文>
7月下旬、山岳部幹事として企画 東北の名山“鳥海山”をプロデュースしました。
キリンさんら総勢13名の参加、去年は単独で遠征しましたが今回は団体ならではの山行を色々楽しみました。
○アクセス 2009年7月24日(金)ドリーム鳥海号21:20発
キリンさんと19時に待ち合わせし、ひとつと家で夜行バス睡眠に備え軽くひっかけます・・・その効果もあり3列シートのドリーム鳥海号ではより深い快適な眠りにつけました。象潟駅には予定通り5時15分着、貸切り予約した象潟合同タクシーの小型バスも既に到着しています。普段個人山行が多いので団体でしかできないことをやってみました、このバスを酒田かんぽの郷まで貸切りです、荷物もデポできなかなか好評でした。
○鳥海山登山 7月25日(土) 霧時々晴・小雨
鉾立(6:45発)→賽の河原(7:55)→鳥海湖(8:25休憩08:50)→七五三掛(09:40)→千蛇谷雪渓下部(10:10)→大物忌神社(11:30)→新山(12:00展望休憩)→神社(昼食/13:15下山)→七五三掛(14:35)→鳥海湖(15:25休憩)→鉾立(16:55発)
準備体操後、13人で登るとすれ違い等大変なので2パーティーに分けました、先発8名パーティーのトップには山岳部企画委員のNさん・しんがりに私、後発5名のパーティーにはキリンさんに率いていただきました。
空模様は曇りで山頂には霧がかかっていて合羽ズボンを履き備える人、天気が回復する方に賭ける人マチマチでした。私は今日こそ霧に打ち勝つと気合を込め合羽を着込まず出発しました。登山道は最初はコンクリートの階段が続きます、しばらく行くとすぐに大きく窪んだ奈曾渓谷を望む展望台があります。白糸の滝が流れているはずですが雪解けが遅いのでしょうか去年より流水が少ない、ある意味本当にミクロな白糸です。振り返ると日本海、飛島もはっきり望まれます、西側は視界良好です。
年配の人も多く夜行バス利用のプランで心配もありましたが、いきなり急勾配でなくこのコースはしばらくウォーミングアップのようになだらかな道が続きます。そして賽の河原辺りからは高山植物が目を楽しませてくれます。心配をよそに鳥海湖に8時25分到着、いいペースです。去年はここが一番の花のポイントで狂ったように撮影しましたが今年は少し量も種類も減っていました。トイレは山頂までありませんが、撮影・軽食と30分弱休憩しました。
ここから先御田ヶ原迄はよく整備された広々とした高原トレッキング道が続きます。この周辺が今年の花の見頃ポイントでした。ハクサンイチゲ、チョウカイアザミ、ハクサンフウロ、チングルマ、イワギキョウ、コイワカガミ、ヨツバシオガマ、ニッコウキスゲ、チョウカイフスマ、ハクサンシャジンetc 皆さんの期待に応えるように咲き誇っていました。七五三掛(しめかけ)から千蛇谷雪渓に向かう途中、このコース唯一の梯子場があります、怖くはありませんが少し斜めに傾いているところが気味が悪いところです。大団体とすれ違ったりすると大変でしょう!
千蛇谷雪渓取り付きには10時10分到着、結構雪渓が残っています、いつかここを華麗に滑り降りたいものです。少し休憩した後は雪渓を直登せず横の登山道を進みます、植生が変化し今度はイワベンケイ、アオノツガザクラが可憐です。頂上まで八号目・九合目と・・標識が出てきて励ましてくれます、降りてくる人は展望がダメだったと落胆のご様子、その気持ちは良く分かる、我々はさてどうでしょう・・大物忌神社11:30到着、霧に覆われています。先に着いた健脚3人男衆は新山に向かった様子、5名で相談しますが2名見送り、2名はぜひ行きたいと私も加わり3人で向かいます。新山へは神社からトイレの横を経由していく登山道が目印が豊富でアップダウンもなく楽です、ストックをデポし出発します。巨石の胎内くぐり等立ち寄り新山へ12時到着、最初はガスっていましたが頂上碑の横で記念撮影をしていると「ヤッホー」と連呼がどこからか聞こえます。その声が届いたのか霧が劇的に晴れて七高山の皆さんとご対面です、こちらも手を振って応えます、飛島も遠望でき30分弱新山を貸切りで360度の大パノラマビューに興じます。
神社に戻り昼食をとり総勢13名で記念撮影、1時15分下山開始です、ここからしばらく雪渓に出るまでは雨に降られました。雪渓上部で雨もあがり合羽を脱ぎます、下りは稜線からの落石を気にしながら雪渓の上を快適に下りました。2パーティーに分けましたが下りは差があまりつきません、鳥海湖に15時25分到着、鉾立発の路線バスは15時45分ですが貸切りなので気にする必要ありません、鳥海湖、その後ろの庄内平野の水田、日本海を名残惜しく遠望し、また、鳥海山の霧も再び晴れ我々の下山を見送ってくれました。
○酒田・かんぽの郷にて祝杯→観光→帰京
鉾立には16時55分着、ビジターセンターは店じまいモードで閑散としていました、人間の煩悩なのか鳥海山のことは忘れて今度は頭の中に温泉マークとジョッキが駆け巡ります。一時間弱で酒田のかんぽの郷に到着、お風呂にサクッと入り宴会です。1時間半の飲み放題をオプションでつけました、皆さん満足の山行であっという間に祝杯ビールが空き、焼酎・日本酒、コーラ・・・と次々に進み、部屋に戻っての反省会も盛り上がりました。
次の日はレンタカーを利用し山形駅迄の途中、山居倉庫、土門拳記念館、羽黒山の出羽神社に立ち寄りました。出羽神社は国宝の五重塔のイメージがありましたがいざ行ってみると石段の印象が強く残りました。新幹線は山形駅15:06発、レンタカー山形駅前店に14:50到着というギリギリの行程でしたが何とか滑り込みセーフ、車中も盛り上がりました。
今回、事前の予報では展望はあきらめムードでしたが、時折り晴れ間にも恵まれ、高山植物は綺麗に咲き誇り、翌日のドライブも含めなかなかイイ山行でした。
~ おまけ 荘内日報ニュース 2019年(令和1年) 9月26日(木)付け紙面より 抜粋 ~
「かんぽの宿酒田」閉鎖へ
日本郵政は24日、酒田市飯森山三丁目の温泉宿泊施設「かんぽの宿酒田」を、2020年3月31日に閉鎖すると発表した。閉鎖までは通常通り営業するという。
日本郵政は今年5月、全国のかんぽの宿のうち、収益性の悪い12カ所について12月20日で閉鎖する方針を発表。