2020.08.29白駒池から天狗岳の後の宿泊地は、美ヶ原高原山本小屋(⇒ リンク)としました。
5時前出発、3時間くらい散策して、8時前に戻って朝食、その後、入浴してチェックアウトと理想的な行程がとれました。
朝食に間に合うよう、8時前には戻れるように、王ヶ鼻を7時迄の折り返しと決めて出発しました。
(当日は夕食18時、朝食07:30~08:30、チェックアウト10時迄の運営)
◆8/30(日) 美ヶ原 霧、快晴、展望イマイチ ヤマレコ測定歩くペース 0.6~0.7(とても速い)、1L持参、費消。
4時30分起床で、55分にスタート、歩行時間 1時間55分、 休憩 1時間1分、 合計 2時間56分、観光客が少ない、早朝は歩きやすい
山本小屋04:55 ⇒ 05:04美しの塔 ⇒ 05:35王ヶ頭ホテル ⇒ 6:06王ヶ鼻で展望06:56 ⇒ 07:17王ヶ頭ホテル ⇒ 07:51山本小屋
往路の序盤は携帯を節電モードにしていたので、GPSトレースがかなり雑です。牧場を横切っているようなトレースになっていた(笑)
高低差がないので、標準コースタイムより早く歩けます。そう起伏もない砂利道なのでスニーカーで十分でしたが、登山靴(SIRIO41A GTX)を履いて往復。
早朝でしたが、ロングスリーブシャツ1枚で十分な気候でした。
(王ヶ頭ホテルブログより引用 気温 朝:17.8℃ 昼:20.8℃ 夜:17.8℃)
早朝04:59 山本小屋駐車場より蓼科・八ヶ岳方面の朝焼けを遠望
ガスが広がってくる中、王ヶ鼻へ急いだ、シンボル美しの塔と背後は王ヶ頭ホテルと電波塔ですが霞んでいます。
王ヶ頭ホテルに40分程で到着、日帰り客用の売店、トイレ(100円)もあります。
美ヶ原最高点2034mの石碑です、ここに来ると百名山の一つとしてカウントできるのでしょうか、選定した頃に比べれば、随分、お手軽なコースになりました。
しばらく先に20分程度歩くと本日のゴール地点とした王ヶ鼻に到着しました。百名山の展望台として有名で3分の1が見え、鳥海山も年に40日程度は望めるそうです。
石仏が数体ありますが、これは松本の人たちの御嶽信仰の名残です、石仏に拝むのでなく、石仏が向いている方、御嶽山に向かって拝むそうです。昔は霊山の多くは女人禁制で登頂できませんでしたし、代替の役割もあったようです。
アルプスはガスに覆われていましたが、陽射しが差してきて、ブロッケン現象、神々しい姿が雲海に現れました(笑)
ガスは時々切れ、槍穂かなと思う山域は見えましたが、写真はイマイチでした、唯一、南アルプスが一枚取れました。
ここから見ると甲斐駒と千丈の間に、北岳の並びですね、展望図を見て納得しました。
6時52分、団体が王ヶ鼻に押し寄せてきて退散しました、高山植物は終盤でしたが、ダイモンジゾウ、ヤマホタルブクロ、アザミ、アサマフウロ、マルバタケブキ、マツムシソウ 等 咲き誇っていました。
復路は同じ道ですが、ガスから晴れ間に変わり、牧歌的な雰囲気を感じながらホテルへ急ぎました。
牛は牧草、ポニーはリンゴに夢中で、人には無関心でした。
ホテルに戻って、8時から食堂へ、スープ、ベーコンエッグ、ロールパン、サラダ 他、ヘルシーなメニューで牛乳が美味しかったです。
朝食後、ゆっくり入浴し、部屋に戻って帰り支度、10時チェックアウトなので助かります。
20年?ぶりに美ヶ原高原に再訪、思い切って白駒池から車を走らせて来て良かったです。
冒頭にも触れましたが、山本小屋に泊まると、5時前出発、3時間くらい王ヶ鼻まで散策・展望して、8時前に戻って朝食、その後、入浴してチェックアウト、東部湯ノ丸ICから渋滞に遭わず、昼過ぎには帰京と、土曜日八ヶ岳・蓼科辺りでの山行の翌日として負荷がない理想的な行程がとれるところが一番気に入りました、リピーターになりそうです。(当日は朝食07:30~08:30、チェックアウト ~10時迄の運営でした)
欲を言えば、王ヶ鼻から北アルプス方面の展望が良かったら最高だったでしょうが、この時期特有の高山植物も十分見れて、満足のいく立寄り行程でした。