今シーズンのハイライトは天元台スキー場をベースとした初日「大沢下り」、翌日は「グランデコスキー場へ移動する二十日平コース」です。残念ながら正二さんはキャンセルとなりましたが、キリンさんと挑みました。
初日の大沢下りは、トレースがなく中大嶺(1963m)まで苦労・疲労しました。稜線での判断として、サブコースとして用意していた若布平に変更するか悩みましたが、視界はまずまず、天候は回復基調でしたので大沢下りコースを選択しました。
◎2015.3.14(土)、曇り時々晴れ間、風は時折り強い、フラット板利用
天元台スキー場TOP(10:20)→中大嶺(11:10)→名月荘(13:10~25L)
→忠ちゃん転ばし(14:30)→砂盛り北h1250(16:15)→牧場上(17:20)→大小屋(18:30)→タクシー(7300円)→宿(19:10)
前泊のベストウェスタン米沢から、朝食後、駅まで歩き8時10分発の白布温泉まで向かいます。
前回ツアー「2012.03.04大沢下りテレマーク」は、駅に大沢下りに挑む沢山のスキーヤーが居ましたが、今回は我々二人、先行き不安なスタートでした。
吾妻山高度指標です。視界も良くなり何とか大沢下りを決行します。
視界の様子が良く分かる一枚です。この段階ではシールはまだ装着しているので、滑るというより、ひたすら移動です。
名月荘に1時10分到着、近くでランチをとります。寒さと時間がおしているので、ガスは使わず、15分で済ませます。風が強かったのでゴーグル持参で正解でした。
くじらの大斜面、忠ちゃん転ばしと順調に進行。
しかし、時間が押しているという感覚が常にあり、滑りを楽しむというより、転ぶと立ち上がりに時間がかかるので、無難に滑り、先をとにかく急ぐという気持ちでした。コース取りはキリンさんのGPS確認で無駄なく移動できました。
明月荘から龍門と道標のところです。
この辺りまで下ると寒さはないですが、平地になってきてトレースがない分、歩みが遅れ、明るいうちに大沢集落に着くか不安になりました。
茂皮平の林道を順番にラッセルしながら進みます。腿は筋肉痛、ヤバいと思いましたが、しかし痛みピーク後は、長時間正座しても平気な修行僧のように痛みが途中から消えました。
このあとやっと牧場に出ましたが既に5時20分。ここから先、何故か奇跡のトレースがあり順調に移動、明るい兆しで、タクシーを呼びます。
時間を気にしながら先を急ぎます。大沢駅への分岐が見つからず、そのまま林道下って大小屋の集落に出て、タクシーを回してもらい白布温泉に戻りました。
タクシー代7,300円でしたが、次回3人で挑む際は、電車+バスの利用よりリーゾナブルと思います。
除雪が十分でタクシー移動がスムーズで宿に19時10分到着。
遅い到着でご迷惑をおかけしましたが、皆さん、無事の帰還を温かい歓迎。夕食は天元豚のしゃぶしゃぶをはじめ、とても美味しく、銘酒”沖正宗”で〆ました。
私もキリンさんも、疲れで最初は明日どうするか悩んでいましたが、食事・お酒が進むと、明日は天気がよさそうで、温泉で癒し、予定通り、グランデコ二十日平に挑もうという気になりました。
翌日のツアーの様子 ⇒ 20150315二十日平スキー
それでは、恒例のスライドショーで〆ましょう!