8月半ば、お盆帰省先の長崎からETC割引千円を利用して阿蘇山へ遠征しました。
8月16日(日)アクセス 長崎8時発→熊本IC→仙酔峡ロープウェイ駅12:25着
帰省した際はレンタカーで平戸の教会等ドライブしていますが今回は遠く阿蘇山です。Uターンラッシュに巻き込まれることも多少覚悟して8時から20時迄のレンタルで挑みます。熊本IC迄は順調でしたが阿蘇迄の国道57号線は大渋滞、熊本では16日は家族サービス日だったのだろうか・・・げんなりした気分で仙酔峡ロープウェイ駅12:25着。
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火口東駅から高岳へピストン 晴れ時々曇り
火口東駅1280m(12:50)→火口東展望所1369m(13:05見学)→中岳1506m(13:30)→高岳1592m(13:45)→中岳(14:15)→火口東駅(14:40)
阿蘇山には2つのロープウェイがかかっている、その一つ阿蘇山ロープウェイには山頂駅の火口西駅迄道路も隣接しマイカーで行けるので通年賑わっているが、この仙酔峡ロープウェイは5月のミヤマキリシマが咲き誇る時期には人が多いのだろうが夏休み8月の日曜日でも閑散としていた。
標高差380mの2駅を9分間(750円)でつなぐロープウェイは1964年に運行したというのが頷けるほど老朽化が進み駅ビルのコンクリートも所々剥がれ落ちている、昭和の歴史を感じる建物だ。
一般に阿蘇山と呼ぶ場合、中央火口丘群の阿蘇五岳すなわち、根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳、5つの山の総称であり、阿蘇山という名称の山はない。今回はこの中の最高峰高岳と中岳を効率よく結んで歩くためにこの行程を選んだ。
時間的制約の中、どこまで行けるか心配であったが12:50山頂駅遅めの出発、最初はシェルターが小刻みに点在する火口東展望所へのなだらかな道で、ここまでは観光登山です。
時間的制約の中、どこまで行けるか心配であったが12:50山頂駅遅めの出発、最初はシェルターが小刻みに点在する火口東展望所へのなだらかな道で、ここまでは観光登山です。
世界一の規模を誇るというだけあってカルデラは広く見事です。
道もそれなりに整備され危ないところはありません、展望は烏帽子岳、杵島岳は望めますが、ギザギザしていて特徴がある根子岳方面は霧でかすんでいます。
しかし、爆裂火口跡を見ながらの稜線歩きは楽しいもので標高差も250m程度で苦になりません、コースタイムより幾分早く高岳到着。
カルデラに圧倒されながらの下山、他の山塊では味わえない雄大な景色でした。
復路は熊本ICからだと九州自動車道の渋滞にはまるので果敢に大分自動車道日田ICへの山道(212号)を走りました。日韓共催W杯においてカメルーン代表のキャンプ地に選定された中津江村、秘湯感たっぷりの杖立観音岩温泉、日田天領etc有名な景勝地もあり走り甲斐がありました。
帰路は峠越えの効果で高速では渋滞もなく何とか20時に無事帰宅、久々に天気にも恵まれまずまずの山行でした。
<山行記録全文>
○火口東駅から高岳へピストン 晴れ時々曇り
火口東駅1280m(12:50)→火口東展望所1369m(13:05見学)→中岳1506m(13:30)→高岳1592m(13:45)→中岳(14:15)→火口東駅(14:40)
阿蘇山には2つのロープウェイがかかっている、その一つ阿蘇山ロープウェイには山頂駅の火口西駅迄道路も隣接しマイカーで行けるので通年賑わっているが、この仙酔峡ロープウェイは5月のミヤマキリシマが咲き誇る時期には人が多いのだろうが夏休み8月の日曜日でも閑散としていた。標高差380mの2駅を9分間(750円)でつなぐロープウェイは1964年に運行したというのが頷けるほど老朽化が進み駅ビルのコンクリートも所々剥がれ落ちている、昭和の歴史を感じる建物だ。
一般に阿蘇山と呼ぶ場合、中央火口丘群の阿蘇五岳すなわち、根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳、5つの山の総称であり、阿蘇山という名称の山はない。今回はこの中の最高峰高岳と中岳を効率よく結んで歩くためにこの行程を選んだ。
時間的制約の中、どこまで行けるか心配であったが12:50山頂駅遅めの出発、最初はシェルターが小刻みに点在する火口東展望所へのなだらかな道で、ここまでは観光登山です。世界一の規模を誇るというだけあってカルデラは広く見事です、火口湖の先、火口西駅の駐車場は蟻の這い出る隙間がないくらい満杯です、これが渋滞の原因だったようです。ここから先中岳迄はゴツゴツした火山礫が露出した登山道に変わります、一応、入山口にはカウンターもあります。あまり時間がないので先を急ぎます。道もそれなりに整備され危ないところはありません、展望は烏帽子岳、杵島岳は望めますが、ギザギザしていて特徴がある根子岳方面は霧でかすんでいます。しかし、爆裂火口跡を見ながらの稜線歩きは楽しいもので標高差も250m程度で苦になりません、コースタイムより幾分早く高岳到着。13時45分遅い到着だったので1組の家族のみです。子どもは下りたかがっていますがお父さんが無線(ハム?)に夢中です。「こちらオクトーバー・ジュリエット・・・応答どうぞ!」と怪しげな光景です。旭岳でも1人見かけましたが周りにいないのでこの趣味の格調さは知りませんが、見た感じ家族は迷惑そうなことは分かりました。
残念ながら、九重方面迄は望めませんでしたが2山順調に登れ、草千里の美しく広がる緑の芽吹き、根子岳も望めまあまあ視界良好でした。
○復路 「かんぽの宿 阿蘇」立寄り(16時発)→大分道日田IC経由→長崎20時着
下山後の入浴は仙酔峡にある「かんぽの宿 阿蘇」に立ち寄りました。6のつく日は260円だそうで施設もとても充実してイイ湯加減でした。復路は熊本ICからだと九州自動車道の渋滞にはまるので果敢に大分自動車道日田ICへの山道(212号)を走りました。日韓共催W杯においてカメルーン代表のキャンプ地に選定された中津江村、秘湯感たっぷりの杖立観音岩温泉、日田天領etc有名な景勝地もあり走り甲斐がありました。
帰路は峠越えの効果で高速では渋滞もなく何とか20時に無事帰宅、久々に天気にも恵まれまずまずの山行でした。