2020.06.20入笠山

コロナ移動自粛明けにあたる6月企画は、たくさんの花が咲き誇る入笠山(にゅうがさやま)、すずらんをはじめとする初夏の花を楽しみに、富士見パノラマリゾートのゴンドラを利用して標高差730m(1,050m~1,780m)を駆け上がる行程です。


2020.06.20(土)入笠山 男性4名、女性1名参加

◆行程

  • 登り ゴンドラ山頂駅(10:25)⇒ 入笠すずらん山野草公園と八ヶ岳展望台を散策(10:25-10:55)⇒ 入笠湿原(11:00-11:35)⇒ 山彦荘前のベンチ(休憩)(11:35-11:45)⇒ 花畑(入笠山登山口)(11:50)⇒ 入笠山頂(12:18-12:58)[昼食]

  • 下り 入笠山頂(12:58) ⇒ (迂回路経由)花畑(13:38) ⇒(入笠湿原経由)ゴンドラ山頂駅(13:50)

◆記録文(幹事のKuniさん記)

    • 移動自粛緩和まで実施を延期したものの当然梅雨入りとなり、どうしたものかと日に何度か天気予報を確認。幸い梅雨前線の南下により比較的よい天気で当日を迎える。

    • 富士見駅からレンタカーで移動しゴンドラ山麓駅に到着。このときだけ八ヶ岳の険しい山々が全貌を見せてくれる。

    • 距離を取ってゴンドラのチケットを購入。連絡先も記入。入笠に咲く花(散策ガイドBOOK)や『山野草の苗』引換券も受け取る。

    • ゴンドラ山頂駅に10:25到着。上で待機のKさん(自動車組)と合流し出発。

    • 入笠すずらん山野草公園を通って八ヶ岳展望台まで散策。ドイツすずらんは少し盛りを過ぎているが、アヤメ、ニッコウキスゲなどが鮮やかに咲いている。山頂駅の方へ戻って行くと、人だかり。釜無ホテイアツモリソウだ。幻の花と言われるためか写真に収める人が多い。

    • 山頂駅の横を通り、鹿よけの扉を開けて進む先には入笠湿原(11:00)。

    • 眼下に広がるのは100万本の日本すずらん。小さくみずみずしい花が咲いている。マスクをしていてすずらんの甘い香りを味わうのを忘れる。残念。各人思い思いに写真を撮りながら歩く。クリンソウも咲いている。

    • 山彦荘前のベンチで休憩(11:35-11:45)し、花畑(入笠山登山口)へ。途中クリンソウの一大群落。あまりの大群落に笑ってしまう。(後日、植物の好きな方にお話しすると、その方もクリンソウの大群落のことを覚えていた。)

    • 花畑から入笠山へ向かう道も山野草の宝庫。登りながらサクラソウや日本すずらんなどの花を楽しむ。その先の登りは岩場コースをとる。涼しい風が吹き遠くにカッコウの声を聞きながら登る。マスクをしていると苦しいという声も上がる。

    • ようやく山頂に到着。記念撮影の後、仲間同士密を避けて昼食(12:18-12:58)。

    • 山頂からの眺望にはあまり恵まれない。八ヶ岳も上の方は隠れたまま。諏訪湖は見ることができる。

    • 下りは迂回路経由で。花畑を経て入笠湿原を少し回遊して、咲き誇る花を惜しみながら斜面を登り山頂駅に着く(13:50)。

    • 山頂カフェおすすめのルバーブソフトを味わいながらまったりする。

    • この後ゴンドラで山麓駅到着。730mの急下降による気圧差により耳が不調に。各人山野草をもらう。

    • 電車の時刻の関係もありここで解散。

    • 電車組の4人は富士見駅でなんとか缶ビールを調達し、密を避けながら甲府まで歓談。

    • 皆さん久しぶりの山行。山野草の花を楽しむことはできたが、「新しい日常」の流れに沿うあまり糊代の少ない計画となる。もっと自然の花や反省会も楽しむ計画とすべきだったかもしれない。季節により咲く花も変わり、眺望をもっと楽しめるときもあるようだ。近くに八ヶ岳アルパカ牧場もある。いつかまた訪れたいものだ。

◆寄稿写真を数点紹介します。