前日の岩木山のあとは、西根IC近くの「いこいの村岩手」に泊まりました。6日(日)は休養も兼ね、最も楽な八幡平散策を予定していたので、岩手山は色々登り口がありますが、移動を考えて焼走りコース或いは1時間ほど短縮できる上坊コースを考えていました。
しかし、晴れ予報と異なり、6時にホテルを出るとガスって岩手山が見えません。IC近くのコンビニ駐車場で悩みましたが、15分ほど飛ばしたところにあるメジャーな登山口馬返しから登ることとしました。このコースは八合目に立派な避難小屋・水場もあるので7割程度の人がここから登っていると思います、駐車場も広大でした。
○2013年10月5日(土)6合目まで晴れ、7合目以降はガス山頂に向かうに強風
スタート(07:30)⇒八合目避難小屋(10:30)⇒山頂(11:30)⇒不動平避難小屋でランチ⇒八合目避難小屋(13:30)⇒下山(15:10)
一部の写真を掲載、すべての写真はこちらに ⇒ アルバム
紆余曲折の末、7時10分馬返し登山口の駐車場に到着。
霧が明けて好天に恵まれ岩手山が顔を出しホッとします。結果論ですが横に止めた地元の人に聞くと焼走りコースは長いのでコマクサの時期がよく、この季節は紅葉が綺麗なのでここから登るのお勧めだそうです。
このコースは、旧道と新道があります。ガレてきたので新道を開発したのでしょう。皆さん同様、新道を目指しました。7時半出発。
この時間帯登る人はピストンの人が多く、復路は八号目避難小屋が立派なので宿泊利用のでっかいザックを持った人とすれ違いました。
登山口の水場では、体力がある人は避難小屋への薪の運び上げをお願いしています。ザックが小さいうえ、ガスセット、カップ麺、りんごも入れていたので薪運びは見送りました。
ポピュラーなコースなので登山道は良好でした。前方に見えているのが8合目です。山頂はその先です。下山の人に聞くと8合目から先は吹き飛ばされそうな強風だそうです。
前途多難な感じもし、避難小屋で風待ちの待機もあり得そうなので少し余裕を持てるようペースアップします。
紅葉は、ナナカマドをはじめそこそこ色づいていましたが、帰路の楽しみに飛ばしました。Lumixを愛用していますが、赤があまり綺麗に撮れません。デジカメの一眼レフも安くなってきましたし買い時かもしれません。
八合目避難小屋には10時半到着、東北の避難小屋はウッディーで立派です。比べてはいけないのでしょうが、直近9月に遠征した際、見えたのが谷川のカプセルのような小屋だったのでギャップがありました。
確かに風も強く山頂を目指す人は意を決したような覚悟でカッパを着て向かっていました。
11時10分、山頂のお鉢入口に到着。ガスが濃く風が強く寒い。吹き飛ばされそうな程ではないですが慎重に山頂(薬師岳)を目指します。
この遠征順調でしたが、欲を言えばここで御鉢巡りができなかったことが残念でした。
山頂への途中に焼走りコースから登ってくる道が左側に見え、そこから山頂まではすぐでした。
83座目ですね。真新しい三角点の後ろで記念の一枚。
滅多にしないBerg防水手袋を着用、ザックにはダウンジャケットもあり万全な防寒・防風態勢ですが、風も収まる気配がなかったので下山にとりかかりました。
ザックが小さいので小さめのガスを利用。
不動平避難小屋の近くのベンチでランチ・珈琲ゆっくり温まりのんびり下山にかかりました。
15時10分無事下山、あの見えていている八合目の先が別世界でした。
帰路、次の八幡平までのアクセスは松川温泉経由でなく、滝沢ICから乗り松尾八幡平ICで降りる道をナビが選択していて到着時間予想も4時半です。馬返し登山口が結果オーライだったのかもしれません。
イーハトーブ火山局で岩手山の噴火の歴史等ジオラマ展示を見学し、紅葉と岩手山を振り返りながら時折り下車して向かいました。
BS百名山では七滝コースを紹介していました。次回遠征の機会があれば、焼走りか七滝コースから目指したいものです。
山域別に戻る クリック ⇒ 山域別
前日 2013.10.04岩木山 に戻る。 翌日の 2013.10.06八幡平 に進む。
では、八幡平から見た岩手山で〆ます。噴火の歴史を感じられ雄大でこのアングルが気に入りました。