8月17日金曜日、夜行のアルピコ上高地行グリーンカーを予約出来ていたので、横尾周りで穂高山荘泊で吊り尾根を縦走しました。
往路:8/17(金)アルピコグリーンカー バスタ新宿 22:25発 ⇒ 18(土)上高地BT 05:30着
復路:8/19(日)上高地BT 14:30 ⇒ 新島々駅乗換え ⇒ 松本着16:34
スーパーあずさ28号 松本16:58発 帰京
アルピコの3列シートが快適になっていました。AとC列はカーテン付きで個室になり、Wi-Fi・コンセントもあり、後部にトイレも設置されていました。これからの上高地はもうグリーンカーの選択しかないですね。
到着後、即、19(日)の復路バス・新島々駅から松本までの電車セット券と14:30発の整理券をGet、このステップを踏んで出発することが上高地では必須です。
今回で3年連続でこのプランを利用していますが、往路は今年も、水の確保が必要なので、小屋が多い、横尾経由で穂高山荘を目指しました。
1日目 8/18(土) 山行 8時間27分 休憩 46分 合計 9時間13分 快晴 ☀
河童橋06:15 ⇒ 横尾08:40-50 ⇒ 09:52本谷橋 ⇒ 11:45涸沢ヒュッテ12:15 ⇒ 13:55ザイテングラート⇒ 15:27穂高岳山荘泊
快晴に恵まれ、申し分のない天候です。やはり、登山はこういう日に出かけるものです。
明神、徳沢、横尾までは平坦でもあり、適度な木陰もあり涼しく、また、随所に水が汲めるので、ザックに入れる量が少なくてイイので、快調なペースでした。
本谷橋までコースタイム✖0.8ペースで来ましたが、ここから涸沢まで暑さのせいかペースダウンしました。1時間40分のコースタイムが2時間かかってしまいました。
涸沢ヒュッテでは、コンサートがあるようで賑わっていました。ラーメンとパンをいただき、水もゴクゴク飲み復活し、稜線の穂高山荘を目指します。下ってきた人と結構すれ違いました。
ザイテングラードからは雪渓を望めました。小屋まであと20分の表記がある岩が見えたときはホッとしました。
山荘は激混みで1枚の布団に2人の案内(私は6番)でした。しかし、相方(5番 70歳位の爺さん)が「ワシはイビキがひどく、寝相も悪い、あなたに迷惑になる。大きい山荘だから、空いている寝床があるはずだから移動する。その代わり、消灯後、しばらくはスペースを開けとくように!」と言って消えました。
夕食は3組目で6:20位に呼ばれました。美味しくいただき、笠ヶ岳に沈む夕陽を山荘の裏側に回りました。なかなかの写真が撮れました。ささやかな幸せで、右側5番の爺さんも戻って来ない上に、他パーティーの女性とは布団を1枚(7,8番)詰めない運営のようで、左側も空き、快適に眠れました。
2日目 8/19(日) 6時間15分 休憩 1時間21分 合計 7時間36分 快晴 ☀
穂高岳山荘05:17 ⇒ 06:20穂高岳06:50 ⇒ 07:16南稜の頭 ⇒ 08:06紀美子平08:33
⇒ 10:22岳沢小屋10:55 ⇒ 13:15上高地温泉ホテルで入浴
翌朝は弁当とし、穂高山荘を5時過ぎに出発しました。スタート直ぐに梯子が何本か続きますが、鎖等の補助もよく、快晴でコンディション良ければ何てことはない登りです。
振り返ると槍が望め、また、6時過ぎにジャンダルムに登っている強者も見えました。
山頂は賑わっていて、今年は祠の横には立ちませんでした。偶々居合わせた人にイイ構図で撮っていただきました。アクセスがお手軽で土日だけで行程が組めるので、3年連続と恒例化しています。
槍方面の景色はやはり雄大ですね!
槍の左側が立山で、劔が残念ながら少し被さった構図になります。
西穂、乗鞍、御岳方面 と ジャンダルムを望む
南アルプスの左側には富士山も望めました。
重太郎新道は梯子、鎖場も多い。快調なペースで紀美子平で山荘のお弁当(朝食)をいただく、飛騨名物の朴葉ずしは美味
岳沢で小休止し順調に上高地へ下山。アルペンホテルが異様な混雑(30分以上待ち)で温泉ホテルで入浴。田代橋経由でバスターミナルを目指しました。 途中で、吊り尾根の感じがよい構図があり撮影。
予定通り上高地BT 14:30⇒新島々駅乗換え⇒松本着16:34と接続。駅ネットであずさ30号17:18発を指定席予約していましたが、コンセントがないようで、スーパーあずさ28号 松本16:58発の自由席に早めて帰京。甲府から混みましたが空いていて快適でした。
去年もこのコース歩きました( ⇒ リンク )が、復路、前穂ピストンすると岳沢から登ってくる人との渋滞もあり、今回はカットしました。
今回は、復路渋滞がなく自分のペースで下ることができ、上高地へ1時前に下山できました。月曜、休暇が取れていないときはこの行程が無難でイイですね。