5月下旬金曜日代休をいただき3連休、格安ツアー『JAL紀行倶楽部九州のプラン 羽田→熊本・大分→羽田航空券、滞在期間中レンタカー・ヴィッツ、初日熊本交通センターホテル朝食込みで3万1500円』を利用して九州遠征しました。
一部の写真を掲載、すべての写真はこちらのアルバムに ⇒ リンク
2010年5月28日(金) 祖母山北谷コース往復、晴れ
北谷登山口(標高1100m、11:00発)→国観峠(12:10)→山頂(1756m、12:40-13:40)→下山(15:10)
祖母山は熊本、大分、宮崎にまたがりアクセスは多様ですが、プランのレンタカーの貸出時間は8時、ツアーセットのビジネスホテルは主に県庁所在地です、よって、登山口へのアクセス、行程諸々考えて、北谷登山口を今回選択しました。
渋滞にかかるも阿蘇大橋、高森と順調に通過し10時15分に到着。ここから林業のためにのみ利用されているダート道が延々と続くと予想され小休止します。
しかし、舗装された区間も時折ありヴィッツで走りながら厳しいと感じたダート区間は10分程度で11時前(無料)駐車場に到着します。水・トイレも完備され15台程度は充分に駐車できるイイ施設です。
テレマークスキーでの登りで鍛えてきた効果か山頂へは、12時40分に着きました。
西の方に目を向けるとギザギザした根子岳が目を引く阿蘇の山々が、見えます。
<山行記録全文>
5月下旬金曜日代休をいただき3連休、格安ツアー『JAL紀行倶楽部九州のプラン 羽田→熊本・大分→羽田航空券、滞在期間中レンタカー・ヴィッツ、初日熊本交通センターホテル朝食込みで3万1500円』を利用して九州遠征しました。
○2010年5月28日(金) 祖母山北谷コース往復、晴れ
北谷登山口(標高1100m、11:00発)→国観峠(12:10)→山頂(1756m、12:40-13:40)→下山(15:10)
祖母山は熊本、大分、宮崎にまたがりアクセスは多様ですが、プランのレンタカーの貸出時間は8時、セットのビジネスホテルは主に県庁所在地です、登山口へのアクセス、登山行程諸々考えて、北谷登山口を今回選択しました。
アクセスについて充実した掲載のHPでの予習どおり、五カ所小学校にナビを設定し熊本市街を8時に出発します、渋滞にかかるも阿蘇大橋、高森と順調に通過し10時15分に到着。ここから林業のためにのみ利用されているダート道が延々と続くと予想され小休止します。しかし、舗装された区間も時折ありヴィッツで走りながら厳しいと感じたダート区間は10分程度で11時前(無料)駐車場に到着します。水・トイレも完備され15台程度は充分に駐車できるイイ施設です。
登山コースはスタートからすぐに祖母山へ直登する風穴コースとゆるやかに巻いて登る北谷コースと分かれます。準備をしているともう下山してきた人がいて話をすると「風穴コースは荒れていて分かりにくいとよく言われているがそんなにひどくない。しかし、北谷コースの方がなだらかで歩きやすい。」と言われ、北谷コースの方が展望も早く開けそうなので選択する。11時登山開始と遅くこの日の最終スタートだと自覚の上出発する。しばらく進むと水場がある。登山口付近は植林が多かったがそのうちブナ・ツガなど大きな木も出てきて新緑の中快適なトレッキングです。主尾根に達すると間もなく千軒平で五箇荘方面の山々が望め、ゆるやかな道を進むと神原(こうばる)からの登山口と合流する国観峠です。峠といっても祖母山の肩といった方が適切で広い草原です。小休止していると藪の中がガサガサしてきて鹿が数匹ピューと走って行きました。
最近目撃報告がないので鈴は持ってきませんでしたが熊さんが好みそうな樹林帯です。
テレマークスキーでの登りで鍛えてきた効果か山頂へは12時40分に着きました。せまい山頂には年配のパーティー(大団体20~30人)がいましたがちょうど尾平方面へ降りるところで助かりました。このコースがポピュラーのようですが登山口標高が約600mと低く1200m弱標高差があり難儀で10時間行程です。少し頭が下がる思いで、誰もいなくなった山頂で遅めの昼食を楽しみます。
展望は最高で、九重方面その右奥に由布岳・鶴見岳、西の方に目を向けるとギザギザした根子岳が目を引く阿蘇の山々、東側には傾山が望めます。今日の宿は阿蘇の山麓なので1時間弱の滞在にとどめ下山します。下りは誰とも会わず3時10分に無事下山。閑散とした駐車場からまたダート道を慎重に運転します。
時間もあったので三秀台ウェストン碑に立ち寄ります。標識では日本アルプスの開拓に先駆け、明治23年11月6日ここより祖母山登頂し世界に紹介したと誇らしげに書かれていました。昭文社では「当時九州で最高峰と考えていたことと、この近くに友人のブランダン師が避暑地として選んで滞在したこと」と紹介されていました。経緯はともかくレリーフの前からの祖母山はイイ風情です。ミヤマキリシマも植えられイイ景勝地となっていてお薦めスポットです。
この日の宿は南阿蘇鉄道長陽駅近くの「南阿蘇俵山秘湯郷 竹楽亭」で、ここで母と合流します。敷地が広く客室は全て離れ・露天風呂付きになっている和風旅館ですが、平日でもありなかなかリーゾナブルでした。