当初は大菩薩峠にある介山荘に泊まって、翌日大菩薩嶺に登る計画を立てていましたが、10月16日に介山荘に電話して宿泊の予約をお願いしましたが、既に満室とのことで予約ができませんでした。このため、全員が日帰りとなりました。
天候予報は終日晴れでしたが、生憎と雲が出てきて、期待していた山頂からの富士山の展望は見ることができませんでした。しかし、紅葉と落ち葉の登山道を気持ち良く歩くことができました。
下山後に甲斐大和駅前のお店で懇親会をしました。
2021.11.06牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山
幹事のOさんが寄稿された記録文、写真を元に編纂しました。
日 程: 2021年11月6日(土) 日帰り
参加者: 男性4名、女性4名
天候:晴れ後やや曇り 歩行時間:4時間55分、休憩時間45分 行程・歩行時間(5分刻み)
甲斐大和駅前9:10発 <ジャンボタクシー> すずらん昆虫館前9:35着
すずらん昆虫館前[9:50発] →(20分)→ 林道出合[10:10通過]→(20分)→ 林道から登山道へ[10:30通過]→(15分)→ 日川林道出合[10:45~50] →(50分)→ 途中休憩[11:40~45]→(30分)→ 牛奥ノ雁ヶ腹摺山[12:15~45] (昼食)→(40分)→ 小金沢山[13:25~30] →(1時間)→ 天狗棚山[14:30通過]→(10分)→ 分岐[14:40、小休止](ブロッケン現象が現れる)→(5分)→ 石丸峠[14:45通過] →(35分)→ 林道出合[15:20通過]→(10分)→ 小屋平[15:30着]
中央本線の甲斐大和駅9:04着の電車で駅前に集合する。下車する登山者がたくさんいて、駅前にはバスを待つ人の大行列ができている。10月30日にKさんから前日にバスが満席だったという情報提供があり、急いでバス会社に問い合わせた。
臨時便が出るので座れないことはないというお話だったが、同じ会社でタクシーも営業していて、ジャンボタクシーに空きがあり、料金はバス代とあまり変わらないということなので、往復とも予約をしてあった。これでスムースに出発することができる。
登山口に甲州アルプスと書かれた幟が立っている。この辺りの縦走路をそう呼ぶようだ。
出発すると直ぐに紅葉の木々の中を歩いていく。林道に出ると、落葉松の色付いた森がきれいだ。その先に見える山が牛奥ノ雁ヶ腹摺山だろうと思う。気温は低いのだが熱くなってくるので上着を脱ぐ。
日川林道に出た所で休憩を取る。ここからは結構急な登山道となる。20分ほど登った辺りの登山道脇の紅葉がとてもきれいだ。
途中で休憩を取ってから再出発する。登山地図にはパノラマ岩と呼ばれる展望の良い所があると書かれているが、急な険しい所を通り過ぎてしまい、後でそこだったと分かる。振り返れば西の展望が良かったようだ。
しばらく登ると、枯木が立ち並ぶ笹原に出る。なかなか良い景色だ。ここを10分ほど登ると牛奥ノ雁ヶ腹摺山の頂上に着く。残念ながら、期待していた富士山の展望がない。日川林道から少し登った辺りで真っ白な富士山が見えたのだが。
ここで昼食とする。この山はひらがなで書くと14字あり、日本一長い山の名前だそうだ。
昼食後に小金沢山方面に出発すると、また笹原の中を歩いていく。40分ほどで小金沢山に到着する。牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山の2座をあわせて大月市秀麗富嶽十二景の2番山頂となっている。
しかし、ここでも富士山が見えない。残念だ。10月6日に登った笹子雁ヶ原摺山では見えたのだが。山頂から牛奥ノ雁ヶ腹摺山方面の東側には霧が出てきている。
小金沢山からしばらく北に笹原を進むと、左手に大菩薩湖が見えてくる。この湖は上日川ダムに堰き止められた人造湖だ。湖の周りの山々の木々が紅葉している。
さらに進むと天狗棚山を越えて、下った所に東に延びる尾根との分岐に出る。そこで道が真っすぐ行くルートとやや左斜めに行くルートに分かれる。先頭を歩く林さんがま直ぐの道の様子を見に行ってくれる。そうしていると、右手の霧の中にブロッケン現象が現れる。久々に見ることができる。
真っすぐ行くルートは道があまりはっきりしないということで、やや左斜めに行くルートを進む。そうすると直ぐに石丸峠に出る。ここから真っすぐに行くと大菩薩峠で、我々は小屋平に下るので斜め左に進む。ここからはずっと下りだ。
そうすると斜面が崩壊した箇所に出て、高巻きをするルートが付けられている。
その後下って行くと、林道に出る。林道を150mほど北に進み、登山道は左に下るようになる。ここから少し下ると小屋平に着く。既に予約してあったジャンボタクシーが待ってくれている。
甲斐大和駅まで戻り、駅前のお店「雅(みやび)」に入る。ここで反省会だ。
生ビールで乾杯した後、馬刺しなどのお料理をいただき、猪ほうとうと五目釜飯で締める。お腹一杯になる。
18時終了の予定だったが20分ほど過ぎてしまい、1本後の電車で帰ることになる。
天候はまずまずで、紅葉の山歩きで楽しい山行となる。
〆です、順番に6点、紹介します。 ⇒ アルバムリンク