2月12日休暇を取得し4連休『JAL紀行倶楽部行こっと激トク九州のプラン 羽田→宮崎・鹿児島→羽田航空券、滞在期間中レンタカーホンダインサイト、初日宮崎でのビジネス1泊朝食込みで2万8000円』を利用して遠征しました。上手くプランがはまり、高千穂の峰・韓国岳、開聞岳へ登頂できました。
2010年2月12日(金) 快晴 高千穂の峰(約3時間)・韓国岳(約2時間半)
高千穂河原登山口(7:50)→御鉢(8:35)→山頂(9:10・9:40)→登山口(10:40)
えびの高原登山口(11:45)→5合目(12:15)→韓国岳(12:45・13:15)→登山口(14:15)
2010年2月13日(土)晴れのち曇り 開聞岳(4時間)
登山口(08:40)→5合目(09:30)→山頂(10:45・11:15)→登山口(12:40)
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2/10(水)
往路は宮崎空港利用で、10日(水)最終便を利用し繁華街に立地するホテルグランディ宮崎に22時に到着します。
周りはジャイアンツほか野球・サッカーのキャンプ歓迎一色でした。
2/11(木)
11日(木)は長期予報どおり曇り空、えびの高原に行くと霧の上に出るかもしれないと期待してインサイトを走らせます。しかし、10時半到着すると韓国岳どころか駐車場からビジターセンターの大きな建物が見えない程の濃い霧、しかも時折り叩きつけるような激しい雨も降ってきます、運転していても鹿が時々飛び出して来て危険です。
閑散としたビジターセンターで今日の登山中止を決めます。今年の初遠征初日から濃い霧に覆われたのでここは神頼みと霧島神宮 に参拝します。
2月12日(金) 快晴 高千穂の峰(約3時間)・韓国岳(約2時間半)
高千穂河原登山口(7:50)→御鉢(8:35)→山頂(9:10・9:40)→登山口(10:40)
霧島神宮の御利益がありました快晴でしかも前日の雨で視界がよく展望抜群という理想的な登山日和に恵まれました。
せっかくはるばる遠征してきたので2山目指すことにしました。土日と5月全日は高千穂河原とえびの高原をつなぐ周遊バスをうまく利用して霧島連山縦走を楽しめますが、今回は下山後に指宿まで飛ばすという時間的制約もあったのでピストンにしました。
山頂には有名な天の逆鉾があり霧島連山はもとより錦江湾・桜島、大隅半島の山々まで360度大パノラマです。
9時10分に着きましたがこの日の先頭だったようで後続が来るまでしばらく独り占めできました。北東方面は豊かな宮崎平野の水田が広がっていて鹿児島方面と対照的でした。
8時40分登山口の桜に歓迎され、少し遅いスタートです。面白い標識もあります。
登山道は2~3号目迄は暗い樹林帯の中で深い溝状の道を歩きます。危ない所はあまりなく、5合目あたりから時々展望台も出てきて海岸線を見渡せます。
<山行記録 全文>
2月12日休暇を取得し『JAL紀行倶楽部行こっと激トク九州のプラン 羽田→宮崎・鹿児島→羽田航空券、滞在期間中レンタカーホンダインサイト、初日宮崎でのビジネス1泊朝食込みで2万8000円』を利用して遠征しました。
往路は宮崎空港利用で、10日(水)最終便を利用し繁華街に立地するホテルグランディ宮崎に22時に到着します。南国宮崎という感じで特にこの日は暖かくYシャツだけで充分で近くの鉄人という店で名物地鶏で今回の山行の成功を祈願して軽く一杯ひっかけます、周りはジャイアンツほか野球・サッカーのキャンプ歓迎一色でした。
○2010年2月11日(木)霧島の名に相応しい濃い霧に覆われ断念、温泉三昧
11日(木)は長期予報どおり曇り空、えびの高原に行くと霧の上に出るかもしれないと期待してインサイトを走らせます。しかし、10時半到着すると韓国岳どころか駐車場からビジターセンターの大きな建物が見えない程の濃い霧、しかも時折り叩きつけるような激しい雨も降ってきます、運転していても鹿が時々飛び出して来て危険です。閑散としたビジターセンターで今日の登山中止を決めます。今年の初遠征初日から濃い霧に覆われたのでここは神頼みと霧島神宮に参拝します。境内には樹齢七百年の老杉が生い茂り神代の気高さを今に伝えていて朱塗りの艶やかな社殿です、ここは珍しく登山の御守りがあります。
他に見るべきところはあまりなく早々とこの日の宿「湯之野温泉国民宿舎みやま荘」で温泉三昧です。強烈な硫黄泉でレピーターが多いというのが頷ける名湯でした。建物は古いですが食事もまあまあで1泊2食8000円とリーゾナブルでした。
○2010年2月12日(金) 快晴 高千穂の峰(約3時間)・韓国岳(約2時間半)
①高千穂河原登山口(7:50)→御鉢(8:35)→山頂(9:10・9:40)→登山口(10:40)
霧島神宮の御利益がありました快晴でしかも前日の雨で視界がよく展望抜群という理想的な登山日和に恵まれました。せっかくはるばる遠征してきたので2山目指すことにしました。土日と5月全日は高千穂河原とえびの高原をつなぐ周遊バスをうまく利用して霧島連山縦走を楽しめますが、今回は下山後に指宿まで飛ばすという時間的制約もあったのでピストンにしました。みやま荘から車を10分ほど走らせると高千穂河原に着きます。ここは広い有料駐車場(410円)にビジターセンターと施設が充実していました。しかしこの時期並列している売店は冬季営業中止でした。
まだ時間が早く登山者は少なく中岳スタートで縦走するというおじさんと談笑します。ここは初めてで高千穂の峰を目指すというと、今見ているのが御鉢であの奥に峰はあり御鉢から先の道が厳しいとアドバイスを受けます。
7時50分スタートです、後で確認すると鳥居をくぐって直ぐの古宮址を右に登るのが常道のようですが、鳥居の手前に立派な「高千穂河原自然研究路・高千穂峰登山口」の石碑に目をとられそこで右折してしまいました。少し廻り込んだ、言い換えれば斜度を緩やかにしたような石畳の自然道で程なく古宮址からの道に合流しました。随所にミヤマキリシマがあり5月はさぞ綺麗なんだろうと宿にあった写真を思い浮かべながら進みました。
このコースは木道が整備されており、道標も至るところにあり迷うことはありません、しかし御鉢付近から山頂にかけて火山特有のガレた道が続くので結構体力を奪われます。御鉢は阿蘇や雌阿寒程ではないですが爆裂火口の独特な活発な感じがしました。
山頂には有名な天の逆鉾があり霧島連山はもとより錦江湾・桜島、大隅半島の山々まで360度大パノラマです。9時10分に着きましたがこの日の先頭だったようで後続が来るまでしばらく独り占めできました。北東方面は豊かな宮崎平野の水田が広がっていて鹿児島方面と対照的でした。
名残り惜しくはありましたが、復路は古宮址・鳥居を経由して駐車場に戻りました。
②えびの高原登山口(11:45)→5合目(12:15)→韓国岳(12:45・13:15)→登山口(14:15)
車をえびの高原に向けて走らせ次の韓国岳を目指しました。えびの高原の駐車場は有料でここから登ることをガイドブックでは推奨していますが、少し上がった不動池の駐車場(無料、10台程度のスペース)が登山口に近くせこいようですが往復40分くらい節約になります。11時15分に到着しここで弁当を食べて向かいました。霧島連山の最高峰ですが、登山口が約1250m、山頂1700mと標高差450m程度なのでとても楽で1時間で登りました。
山頂からの遠くの展望は高千穂の峰とほぼ同じですが、眼下に大小の池(火口湖)があるところが趣があります。獅子戸岳・新燃岳を経由する高千穂河原への縦走は差ほどタイトでもなさそうなのでミツバツツジ・ミヤマキリシマが咲き誇る頃にまたぜひ訪れたいものです。服装ですが12月に雪が降っていたので、防寒のためダウンジャケット・ディナリジャケットを持って行きましたが、この時期天気がいいとTシャツの上にシャミース(モンベル)、合羽で充分でした。あと好みにもよりますが、韓国岳が霧島連山の最高峰ですが、片方だけどちらかに絞って登るのであれば高千穂の峰がよいと思います。
下山後、この日の旅館、指宿の可久大(かくひろ)に指宿スカイラインを飛ばして何とか18時に着きました。家庭的な雰囲気で魚料理(刺身、タイのかぶと焼き、タイの煮つけ)を堪能できました。
○2010年2月13日(土)晴れのち曇り 開聞岳(4時間)
登山口(08:40)→5合目(09:30)→山頂(10:45・11:15)→登山口(12:40)
早朝発の開聞岳登山も考えましたが、大隅半島からの朝焼けがとても綺麗で今日は特に期待できると勧められたので朝食は6時半にとりました。7時に部屋に戻って眺めていると茜色に輝いてきて微妙に雲が邪魔でしたがイイ写真が撮れました。
開聞岳登山口は指宿からすぐですが途中にJR最南端の西大山駅があります、去年最北端の稚内駅に行ったので立ち寄ってみました。無人駅ですぐ横の菜の花畑越しに見る開聞岳はコントラストがよくお勧めです。
山麓にはキャンプ場もあり、広い駐車場、売店・トイレ施設も充実しています。駐車場には、わナンバーの車も目立ちかなりの台数です。8時40分登山口の桜に歓迎され、少し遅いスタートです、登山道は2~3号目迄は暗い樹林帯の中で深い溝状の道を歩きます。危ない所はあまりなく、この時期は涼しく快調に飛ばせますが夏は暑さで厳しそうです。5合目あたりから時々展望台も出てきて海岸線を見渡せます。歩いているとコマのように廻っているようでコース案内通り時計回りに巻きながら登っていくのが実感できます。7合目を過ぎると勾配もきつくなりやがて梯子も出てきて、御嶽神社の小さな祠が見えるとすぐその裏が山頂です。
山頂は20人程度で満杯になる広さです。展望はやはり海岸線から隆起する名山にふさわしいものでした。到着時間が10時45分でしたので少しガスってきましたが屋久島と種子島を確認できました。長崎鼻、池田湖も確認でき、足元を見ると皇太子殿下来頂碑と鹿児島と2島の位置関係を表すプレートが並んでいました。
霧島にはもういちど遠征することもありそうですが、ここはアクセスも不便ですし2度と登ることはないだろうと思って、狭い頂上で30分位ゆっくり展望を楽しんで下山しました。
下山後は、指宿名物の砂むしを体験しました、20分程度入ればイイ汗が出てきて疲れがすっかりとれました。
スキーシーズン真っ只中、今回は出費をうまく抑えて天気にもまずまず恵まれ2名山廻れてイイ遠征となりました。