9月敬老の日3連休は8月後半からの連続山行の疲れもあり当初休養を考えていましたが、12(金)栃木のKAZUMIさんと連絡する中で飲むにあたってどこかせっかくだから登ろうと、喧噪のエリアは避けたい、静かなところで展望がイイところ、麓の温泉で癒せる適当なところと・・・・選定する中で、私が未踏で推薦もあり奥日光の名峰 太郎山に遠征しました。
○9月6日(土) 奥日光 太郎山 新薙登山口駐車場からピストン 晴れ曇り With KAZUMIさん
9:15太郎山新薙登山口-11:10太郎山頂(休憩1.5時間)-15:00太郎山新薙登山口
一部の写真を掲載、すべての写真はこちらのアルバムに ⇒ PICASAのマイアルバム
私は朝の渋滞を嫌い今市の竹美荘に前泊。自転車の大会があるようで日光は賑わっていました。
当日は、午前7時半にKAZUMIさんをJR日光駅でピックアップし、新薙登山口へ向かった。光徳手前から裏男体林道に入り、狭い舗装道を辿ると、途中の梵字滝付近で橋の架け替え工事が行われていたが、車両通行は問題なく、9時近くに新薙登山口駐車場に到着。
9時15分出発、道標に導かれて、ダケカンバの林を縫うように登っていく。周囲にはシャクナゲが多い。初夏は美しい光景なのだろう。樹相が針葉樹になったあたりで、太郎南面が覗いた。
上部に突き上げる新薙のガレが見える。その先、少し下って、ここから先は登り一本調子。新薙上部まで急登が続く。
男体は最早薄墨を流したような雲が垂れ込みかくれんぼ、しかし、中禅寺湖方面は上部に雲があるが展望がまだ開けていた。
写真は、赤沼から戦場ヶ原、その先に中禅寺湖、左から社山から皇海山にかけての展望です。
新薙上部を見上げるあたりで男女3人組とすれ違った。再度、山頂の様子を伺うと、周囲に雲が流れて遠望なしとの応えだった。
上空も雲に覆われ出した。こんな話を聞くと、途端に足が重くなる。薙ぎに並行した岩の急坂を固定ロープ頼りに登り上がり、薙ぎ上部をトラバース気味に辿る。上部からの落石注意箇所で長いは無用、サクサク渡る。
薙ぎを渡り樹林をひと登りで、花畑と通称される旧火口にでる。花のない花畑、砂地にミヤコザサだけが一面に広がった。
花畑を越え、北廻りにササの斜面をひと登りし、山王峠への道標を見送ると太郎山頂にでた。11:10太郎山頂到着。
日光白根山頂はガスがありましたが、金精、温泉、根名草あたりの雲がスッーと切れると、その奥に尾瀬、上州の山が見えた。武尊か至仏か、なんて山座同定。右下に切込湖を望めます。
後で知りましたが、キリンさんもあの中に居たようです。
結局、1時間半も山頂に滞在することになったが、山の憩いとはこういうものだろう。
白根山は中禅寺湖の熱せられた水蒸気の通り道なのでしょうか、最後までガスがとれませんでした。
3時下山、再び裏男体林道を光徳ヘ向かう。
牧場のアイスを食べながら、放牧場の牛を見に行った。草を食む姿が長閑だった。
光徳の宿は3連休で盛況だったが、白濁湯はやはり良かった。
日本酒を頼んだが、提携先は”会津男山酒造”、栃木にも上手い酒蔵の一つや二つあるだろうし、「?」マークを頭に浮かびつつお勧めの酒を嗜んだ。
帰路、二荒山神社に立寄り御朱印をいただきました。
この裏の方に女峰山の正当な登山道が伸びていますが、避難小屋に泊まらないと大変そうですね。
霧降に車中泊して、早朝出発し神社に下山。これも膝の負担がありそうですが日帰りで何とか大丈夫そうです。
恒例のPICASAスライドショウーで〆ます。