3月中旬、いつもの3人でロープウェイ栂池自然駅(標高1829m)から天狗原東端(標高2200m)に登り、山ノ神尾根を滑り黒川沢沿いに白馬乗鞍スキー場に降りる「山ノ神尾根クラッシクルート」へ遠征しました。
3月9日から栂池ロープウェイの早春運行が開始され、片道ゴンドラ+ロープウェイが1720円とお得で最初の週末で盛況でしたが、天狗原からピストンで戻る人が多く、山ノ神尾根へ向かうパーティーは我々だけでした。快晴で展望は楽しめましたが途中から強風で苦労しました。
一部の写真を掲載、すべての写真はこちらのアルバムに ⇒ PICASAのマイアルバム
白馬に向かうオリンピック道路で助手席から撮影しました。
快晴に恵まれ幸先いいスタートです。正面に鹿島槍が望めます。
ベースとした栂池の宿「グリーンピア親の原」、料金もリーゾナブルでゴンドラ駅から近く便利な立地でした。
このロープウェイの御蔭で2日間楽しめました。
10時50分ツアースタート! 快晴無風最高のコンディションでした。
しかし、山頂稜線付近は雪煙が立っており風はあるようで午後からの強風の予感はありました。
鹿島槍から五竜に向けての稜線です。
よく遠征する裏磐梯はテレマークヘブンですが、やはりこの展望は北アルプスならではの絶景です。
大雪渓が綺麗です。やはり夏山もいいですが真っ白な雪山のほうが美しく見事です。
ヘリが引切り無しに飛んでいました。天狗原まで1万円です。
リッチなレジャーです。
天狗原は展望がよく、快適な滑降の始まりのはずでした。
しかし、この後から、強風に激変し滑降は大変でした。
山ノ神尾根は細く、また降り積もった雪の下は凍っており、右側に張り出した雪庇に落ちないよう慎重に下ります。
テレマークの滑りをしたいですが、雪がもろく、また、凍っているところもあり、まばらでしたので、無難に斜滑降を繰り返します。
道標は充分でしたが、途中でなくなり最後の黒川沢へのアクセスに苦労しました。
15時45分白馬乗鞍スキー上のスリット型巨大堰堤が見えてきました。
永いツアーのゴール地点です。
帰還後の記念撮影です。後は白馬乗鞍スキー場のゲレンデを快適に降りました。
ベースとした栂池の宿「グリーンピア親の原」で19時から、信州リンゴ牛の陶板焼き、鍋バイキングを肴に、ツアーの完結を祝って乾杯しました。
山ノ神尾根は一度行ってみたかったツアーコースで念願が叶いました。欲を言えばもう少しパウダー満喫スキーを楽しみたかったところですが、暖冬の影響、3月半ばというのに急激な小春日和でなかなか難しいコンディションでした。
何事も初めから上手くいきませんし、また、次回遠征したい気分です。