昨日はオーレン祭で盛り上がりました(⇒ リンク)。二日酔いもなかった翌日は、ツクモグサを求めて横岳を目指しました。
◆2018.06.03(日)快晴 ツクモグサを求めて横岳に!
オーレン小屋05:33 ⇒ 06:01ヒュッテ夏沢 ⇒ 07:06硫黄岳 ⇒ 07:27硫黄岳山荘(朝食) ⇒ 08:16台座ノ頭 ⇒ 08:33横岳(奥ノ院) ⇒ 08:34横岳(無名峰) ⇒ 08:47横岳(三叉峰) ⇒ 09:20石尊峰 ⇒ 09:23鉾岳 ⇒ 09:48石尊峰 ⇒ 10:16横岳(奥ノ院) ⇒ 11:30硫黄岳 ⇒ 12:10ヒュッテ夏沢 ⇒ 12:31オーレン小屋 ⇒ 13:17夏沢鉱泉 ⇒ 13:37桜平駐車場(中)
最初に地図のとおり、当初は横岳周辺にツクモグサの群落があると聞いて目指しましたが、周辺はまだ蕾で、赤岳方面からの登山者のアドバイスで、少し先、ヤマレコのデジタル変換によると、石尊峰、鉾岳の地名がある辺りが開花と聞いて、横岳山頂から40分弱進みました。
前日のオーレン祭では、かなり日本酒を飲みましたが、銘酒だったのか二日酔いもそうなく、4時に寝床を動き出した人につられて目が覚め、5時前にのんびり出発準備します。
峰の松目にまだ月が残っている幻想的な朝、早朝から食が進まないので朝食は小屋で取らず、稜線の硫黄岳山荘は休憩無料でもあり、いつ
ものようにウィダーインゼリーを補充して歩き始めます。夏沢峠には6時過ぎに到着。
高度2500~2800mの稜線歩きですが、風も穏やかで、盛夏のウェア(Tシャツ+アウターシャツ)で十分です。
朝食は、硫黄岳山荘ベンチでゆっくり。
残雪の南アルプス、雪渓の先に富士山が浮かんで格好いい景色です。
8時過ぎの横岳はまあまあ賑わっていましたが、お目当てのツクモグサはまだ蕾、同じような目的の方と先まで行くしかないですね!と談笑。
途中、滑りたくなるような雪渓も清里方面にありました。県界尾根から上がって来た女性の話だと、アイゼンを履くほどの残雪ではなかったがピッケルで何か所か、足場を確保しながら進んだ方がイイトラバースもあったそうです。
ガスっていたことと、ツクモグサの2の次で、周りの名峰はそう撮影していません。南八ヶ岳の先にうっすら甲斐駒の頭が出ている程度の景色が続きました。名峰を撮影したかったら硫黄岳山荘他、上の小屋に泊まった方がイイでしょう。
さて、お目当てのツクモグサに横岳山頂から40分弱進み石尊峰、鉾岳の地名がある辺りに群落があり、巧く撮影できました。
蕾も可愛い
周りの一眼レフを持っていた方も、携帯の方がよく撮れると笑っていました。
目的を達成し、硫黄岳方面に戻っていると信じられない光景に遭遇、4歳の娘の英才教育。赤岳は厳しいけど横岳は行けると判断されそうで、その辺りの根拠はさておき衝撃的でした。時間あったので硫黄岳の爆裂火口を眺めて下山。
帰路は、中央道の渋滞にはまり20時過ぎの帰宅となった。上信越経由が無難だったかもしれない。
<雑 感>
今回はオーレン祭に合わせて、縦走、ツクモグサ開花と巧く行程取れたが、稜線の融雪が進まないと本行程は厳しく、オーレン小屋泊としても、年によって柔軟な入山・コース取りが課題。
残雪が多く南八ヶ岳への稜線ピストンが2日目難しそうな事前情報であれば、桜平駐車場からの入山はイマイチで、白駒池基点は長そうなので、あまり歩いたことがない緑池からの北八のんびり周遊がイイ印象、アクセスも上信越道を利用できるメリットあり。
【1日目】みどり池入口(09:00)・・・こまどり沢(10:30)・・・みどり池(11:00)・・・中山峠分岐(11:10)・・・みどり池分岐(12:00)・・・本沢温泉(12:10)・・・夏沢峠(13:10)・・・オーレン小屋(13:30)
【2日目】
オーレン小屋(05:30)・・・箕冠山(06:15)・・・根石岳(06:35)・・・東天狗(07:15)・・・西天狗(07:35)・・・東天狗(07:55)・・・黒百合平(09:05)・・・中山峠(09:10)・・・中山峠分岐(10:10)・・・みどり池(10:20)・・・こまどり沢(10:40)・・・みどり池入口(11:40)