「息子のアレルギー性鼻炎」

(お母様記述)17歳2016年10月15日

小さいころからよく熱を出し、咳き込むことが多かったのですが、単なる風邪だろうと気にも留めず近所の耳鼻科を受診したり、市販の薬で対応していました。しかし小学3年生以降から、薬も効かず咳き込みは更に激しくなる一方でした。これは何かおかしい。このままではいけないと思い、良い方法を模索しているうちに行きついたのが松本漢方クリニックの手記でした。手記の11歳の女の子の症状が息子と同じだったのです。松本漢方クリニックは幸運にも車で行ける距離でした。軽度のアトピーのある妹もいましたので幼い兄妹を後部座席に乗せ、藁をもすがる思いで運転したのを覚えています。

初診の時、先生に「なんでもっと早く来んかったんや~。」と言われました。私だってもっと早く知りたかったです(笑)。事前に入念にHPを読んでいたので、漢方風呂も煎じ薬もやる気満々でした。私が何も質問しないので、先生はちょっと拍子抜けしたようですが、「必ず治してあげる。」そう言って握手をしてくださいました。

煎じ薬を飲み始めてしばらくすると、二人とも上半身にたくさんの赤い発疹が出ました。特に妹のほうは痒みが強かったです。でもこれも事前にわかっていたことなので「お~出た出た!」と皆で喜ぶ余裕さえありました。何度か、発疹が出ては消えを繰り返すうちに、以前は咳込みすぎて血が出るほどの息子の咳が随分とましになりました。

漢方風呂は長時間入るのが子供には退屈なので、普段はさせないゲーム機を購入し、市販の専用の防水カバーを取り付けお風呂の中でだけゲームをさせました。これは効果てきめんで長時間入っていても退屈しません。将棋のソフトなどもあるので大人の方にもお勧めです。

元気になった息子はおかげ様で中学受験で受験校全てに合格することが出来ました。これは本当に松本先生のおかげです。感謝しています。先生が助けてくださらなかったら勉強することもできず、今でも苦しんでいたでしょう。良くなってくると、煎じ薬をさぼりがちになり、寒い朝などはクシャミが出ます。あの頃の体調の悪さとは比べものにならないほど今は元気ですが、少し症状が出た時は、思い出したように、たま~に煎じ薬をいただきに行って先生に叱られます(笑)。

街でたくさんの耳鼻科の看板を見かけるたび「こんなところにいくら通っても治らないうえに、要らないステロイドまでもらって、通っている人は可哀想だな。」と思います。我が家は松本漢方クリニックを知ることができて本当にラッキーでした。診察時の先生のご機嫌に波があるのが少々困りものですが、我が家のように十分理解し先生を信頼しているからこそ通院している方がほとんどだと思いますので、先生皆に優しくしてください!(笑)これからもよろしくお願いいたします。