「リウマチ性多発筋痛症中間報告」

匿名希望 46 歳2016 年 1 月 25 日

私が松本漢方クリニックに初めて来院したのは、平成25年8月5日でした。その1年くらい前から両手首、両肩、膝の裏、足の裏、股関節等、体のあちらこちらが順番に痛んでいました。痛む度に痛み止めの薬を飲み、湿布を貼ってゴマかしていました。しかし、こんなにあちこちが、いつまでも痛いのはおかしいと思い、病院で検査を受けたところ「リウマチの疑いがある」と言われました。驚いてもっと大きな病院でもう一度検査を受けたところ「リウマチです」と診断されてしまいました。

健康には自信があったので「なんで自分がこんな病気になったのだろう」とショックでした。その頃の私は、母親がガンになって、その治療の為に病院に送迎したり、母親が入院した時は一人になってしまう父親の為に実家に通ったりと大変でしたので、ストレスがたまり、知らず知らずにステロイドホルモンを出して免疫を抑えてしまっていたのでしょう。

リウマチの治療を始めなければならなくなりましたが、リウマチの薬は免疫抑制剤を使うので、自分的には使うのがとても嫌でした。免疫を抑えたら風邪等、色々な病気になってしまう、病気を治す為に他の病気になりやすい体にしてしまうなんておかしい!と思いました。また、薬を一生飲み続ける人生を送るのは嫌でした。なんとか他の治療法はないかとインターネットで探している時に松本漢方クリニックを見つけました。

先生の理論を読んでも全部は理解出来ませんでしたが、それでも「これだ!」と思いました。直ぐに大阪に行きたかったのですが、その時、私の住んでいる場所は神奈川県だったので、大阪は遠く、他に近い所で同じような治療をしている所はないかと探しましたが見つからず、やはり大阪に行くことにしました。

大阪に行った次の日から松本漢方クリニックで教わった治療を開始しました。漢方薬2種類、鍼と灸、漢方風呂に、ヘルペスの抗ウイルス剤です。治療を開始して2ヶ月くらいで、両腕に湿疹が出て、痛みも弱くなり、リウマチの数値も良くなったのですが、またすぐに数値が上がり、痛みも出始めて今に至っています。

数値が良くなった時は、「もう完治か!」と思ったのですが、なかなかそんな簡単にはいかないようです。

まだ治るまでには時間がかかる様ですが、最近では国の方針が変わり、遠隔地での治療がやり難くなってきているようです。国としては近くの病院に行ってもらいたい様ですが、そこでしか治してもらえない病気があるのです。先生は「病気を治すのは自分の免疫だ!」と言われますが、先生の指導とアドバイスが無いと自分一人だけで治すのは大変です。自分の病気を何処で治すかは自分で自由に決めさせて欲しいです。しかし私のように大阪まで遠くて通い続けるのが大変な人は多いでしょう。もっと近くに松本漢方クリニックと同じ治療をしてくれる病院ができると良いのですが・・・。

先生の理論がもっと普及して多くの病院がこの松本漢方クリニックの様な治療をしてもらえる様に、私が出来ることを考えたいと思います。それまでは、まだまだお世話になると思います。これからも、よろしくお願いいたします。