「ステロイド治療を拒んで(リウマチ性多発筋痛症手記)」

匿名希望72歳2015年12月14日

毎朝6時30分にラジオ体操を約3年間続けてきたのですが、5月頃から思うように手足を動かすことができず痛みを感じるようになりました。7月頃には歩くのも、家事をするのも、動かすと腕や太ももの裏、ふくらはぎの裏が痛く、日を増すにつれて普段の生活がしにくくなって来ました。7月末に整形外科に行き、何枚ものレントゲン検査をしたのですが異常がなく、血液検査をしましたが何もわからず、とりあえずサイトテック錠とハイペン錠を飲んで様子を見ることとになりました。

その後も痛みが強くなったので、再度来院したところ、「リウマチ性多発筋痛症」だから内科でステロイド治療をするよう勧められました。8月になり内科を受診したところ、「筋痛症」とは思われないと言われ、ロキソニンとサイトテックを2週間分、処方されました。毎日2錠~3錠を飲んでいたのですが、痛みは和らぐどころか、強くなるばかりでした。9月中旬に来院したときに、ステロイド治療しか方法が無いと告げられました。ステロイド治療についてはその場で即答できず、一度帰宅し考えることにしました。

娘がインターネットで色々調べてくれたところ、大阪の「松本漢方クリニック」は、ステロイドを使用せずに「筋痛症」が治った患者が多く、その手記を印刷してくれました。早速9月26日に主人の車で「松本漢方クリニック」に連れて行ってもらいました。先生は、「ヘルペスだ。」と一言いい「何かストレスを受けたんやな。」と言われ、「病気を治すのは自分の免疫である。自分自身で治すんだ。僕たちはそれを手助けするだけや。」と言われ握手してくださいました。遠いので出来れば1ヶ月半ないし2ヶ月の間に検査に来るよう指示されました。採血をして頂き「もう痛み止めは飲まないように」と「言われ、明日から大丈夫かなと心配になりました。鍼灸治療もしていただき、お灸の方法も丁寧に説明を受けました。漢方薬「アシクロビル」一日12錠、「解毒潤肌湯」週三日、お灸を毎日痛い処に行うように指示を受け帰宅しました。早速、漢方薬を沸し、灸は主人がしてくれました。お灸は気持ち良いどころか熱いので我慢するのが大変だったのですが、毎日「太ももの裏、ふくらはぎの裏」にしてくれました。自分の出来るところは昼間にすることが出来ました。治療開始から2ヶ月が過ぎた頃から寝返りも出来るようになり、便座に座るのが苦痛だったのがいくらか楽になり両手の指、甲や足の甲、足首も腫れていたのがお灸を毎日することで、日に日に腫れも引いてきて家事もしやすくなってきたと同時に今まで、椅子から立ち上がるのが苦痛だったのが少しずつ楽になり、両腕も上がるようになり、髪も結べるようになって来ました。まだ首の違和感があり、床に座ることができないのですが、ステロイド治療に頼らずここまで改善したことは大変うれしいです。もともとストレスに弱い性格のため改善が遅いのかもしれませんが今後もこの治療を続けていきたいと思っています。

どうぞ松本先生よろしくお願いします。